累計出荷数20億枚超え「ルルルン」がフェイスマスク市場で独走し続ける理由
現在は真ん中に水分を多く含むことができる素材を挟んだ3層構造のシートを使っています。これによって、従来のシートに比べて、約1.5倍の液量を含ませることが可能になり、現在はシート一枚に平均12mlの化粧水が含まれています。また保水力も高いので、液量を多く含んでいるのに、持ち上げても液ダレもしません。
ー素材の構造でこんなにも変わるのですね。 ぜひ、装着時間の目安とされる5~10分経ったシートマスクを絞ってみてください。まだシートにたっぷりと水分が残っていることがわかるはずです。 ー本当ですね。まだたっぷりとローションが残っています。 残ったローションはもったいないので、ボディにつけていただいたり、美容家さんの中には絞らずに、シートをそのまま首に貼ったりする方もいます。
また、目元や口元までしっかりとカバーできるよう穴を小さくするなど、マスクの形もオリジナルで作っていますし、密着感が高まるように横方向にストレッチを効かせています。 一般的なシートは密着度を高めるため、外側にいくつも切り込みが入っていますが、ルルルンのシートはストレッチが効いているため、フェイスラインの切り込みだけで、顔にしっかりと密着するようになっています。
ーシート一枚にいろいろな工夫がされているんですね。 そうですね。他にもシートマスクを広げるときに、端がぴたりとくっついて広げづらかった経験はありませんか? 毎日使うものは、そういう些細なことがストレスになるので、ルルルンは、広げやすいように端を少しずらして畳んでいます。
またボックスタイプでは、最後の方のシートが取り出しづらいという声をいただいていました。そこでボックスの高さを低くしたのもこだわりです。
液はシートにすぐに浸透しないので、元々は大きなボックスに多めにローションを入れて、流通の過程で浸透させていました。現在は、浸透するのを待って、さらに液を入れるという作業を繰り返すことでボックスをコンパクトにすることができました。製造の時間はかかりますが、毎日の使いやすさを優先しています。 今では、さまざまなシートマスクが販売されていますが、このような細部へのこだわりから、「やっぱりルルルンが使いやすい」とリピートされるお客様も多いですね。