「この世で一番マズい」ローソンの"飲むマヨ"に消費者からクレームも「企業にとってはプラス」な理由
《もしかしたらこの世で一番マズい飲み物かもしれない》 《なぜ販売した!!》 11月26日からローソンで発売されている「飲むマヨ」(税込198円)の“バズり”が止まらない──。 ■【画像】人々の味覚を震撼させた「飲むマヨ」。原材料、フタを開けた見た目など■ この商品は同社が過去に実施したことのある「ありそうであまりなかった商品」のテスト販売企画第2弾としてリリースされたもの。各メーカーと組み“ありそうでなかった”商品を消費者の投票により選出。1~3位を製品化し、テスト販売するというチャレンジングな企画だ。 2022年の10月に行われた“第1弾”では、「味のしない?飴(カンロ)」などが話題を呼んだが、今年も「味のしない?飴(カンロ)」のほか「ポテトチップス あたりめ風味(カルビー)」「焼うどん味焼そば(エースコック)」などの6商品がラインナップされた。その中で実際に商品化されたうちの一つ、「飲むマヨ(トーヨービバレッジ)」の味が“強烈”だとSNS上で大いに話題なのだ。 マヨネーズといえば、そのまま飲めることを豪語する“マヨラー”なるファンがいるほど人気の調味料。実際にそれがゴクゴク飲めるとあれば夢のドリンクであるはずだが、 《言葉にできないほどの不味さです》 《マヨ味なのに水で頭がパニックになる》 とXでは困惑の報告が噴出。《案外飲める》という声もあるものの、問題なく飲める人はごく少数という事態で、味としては《マヨで作ったサラダの残り汁》、《言うならばサラダに使った残り汁のマヨネーズを数日おいた後にコンソメスープ、水と混ぜた味》のように、“サラダの残り汁”と表現する人が多い。中には、 《普通に野菜と摂れば何とかなるかも?》 《ふかしたジャガイモや唐揚げと一緒に飲食したらどうだろ》 《飲むマヨを煮込んだらドレッシングとしていけました!! 捨てる前にお試しあれ》 など、なんとか応用して消費できないか案を出し合う者もいる中、《みんなマズいマズい言うから逆に気になる》とその“味”に興味をもった人も多く、売り切れになる店舗も出てきている。 さて、多くのマヨラーでさえも音を上げた「飲むマヨ」について、コンビニ研究家の田矢信二さんに分析してもらった。