九里「200イニング投げたい」 広島からFAでオリックス移籍
広島から海外フリーエージェント(FA)権を行使し、オリックスへの移籍が決まった九里亜蓮投手(33)が25日、大阪市内のホテルで記者会見した。チームカラーを意識した紺色のネクタイ姿で臨み「イニングを投げることにこだわりを持っている。200回を投げたい」と意欲を述べた。総額4億円の2年契約。 オリックスとの入団交渉で「先発として、イニングをしっかりと投げてほしいと言われた」ことが印象に残っているという。 鳥取県出身の九里は岡山理大付高―亜大から2014年にドラフト2位で広島入団。21年に13勝でリーグ最多勝に輝くなど通算71勝67敗、防御率3.49。(金額は推定)