大阪モデル「黄信号」8日から点灯へ 吉村知事「大阪において約8割はオミクロン株に置き換わっている」
今回の感染拡大の状況を受け、大阪府内の観光需要を喚起するため、府内の旅行代金を割引・地域クーポンを発行する観光支援策「大阪いらっしゃいキャンペーン」については、今月12日から新規の予約受付を停止することも決定した。
吉村知事は、同会議終了後に報道陣の囲み会見に応じた。 そこで府民に向け「成人式などがある方も多いと思います。年始ということで普段会わない人と会う方も多いと思いますが、基本的な感染対策の徹底、もし飲食される場合は感染対策を徹底していただいて、同一テーブル4人以内、2時間程度以内と、基本的な感染対策をとったうえでの生活をお願いしたいと思います」と訴えた。
報道陣からは「大阪モデル黄色信号を早期点灯したねらいは?」という質問があった。 吉村知事は「やはり感染の速度です。オミクロンの感染拡大速度が非常に速い。改めて定めた基準として陽性者数が一両日中に基準に達することは間違いないと思います。さらに大阪で急拡大するということを想定すべきだと思っていますので早めに判断をしました。警戒の信号を灯します、医療はそこまでひっ迫していませんが、将来的に陽性者数がどんどん増えればひっ迫することも想定されます。お一人おひとりの基本的な感染対策をお願いしたいという思いから早期に点灯しました」と答えていた。