ゴレツカのメンバー外は競争によるもの…バイエルンSD「はっきりと伝えた」
バイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(29)の状況を、スポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏が明かした。 16日、DFBポカールの1回戦で2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のウルムと対戦したバイエルン。元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーらのゴールで4-0の大勝を収めた。 多くの主力が出場したこの一戦だが、ゴレツカはメンバー外に。ドイツ『スカイ・スポーツ』のケリー・ハウ記者によると、試合前にフロイントSDがその理由を説明している。 「レオンはバイエルン・ミュンヘンにとても長い間いる。大きな成功を収めているし、素晴らしい選手だ」 「我々は彼と話し、彼のような立場でも多くの競争があることをはっきりと伝えた。そのポジションは非常に恵まれている。レオンはそれをわかっている。だからこそ今のような状況にあり、それが今日、彼がメンバーに入っていない理由だ」 今夏はポルトガル代表MFジョアン・パリーニャが新たに加わり、ヴァンサン・コンパニ監督はドイツ代表MFジョシュア・キミッヒをサイドバックではなく中盤で起用。ドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチやオーストリア代表MFコンラート・ライマーも存在し、ポジション争いが激しさを増している。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルンは年俸が総額1500万ユーロ(約24億4000万円)を超えるゴレツカの放出を希望。一方、クラブ内トップクラスの高給取りは移籍を望まず、シーズン前半で出番を得られなければ、冬の移籍を検討するようだ。 昨夏も移籍の噂がありつつ、結局バイエルンにとどまったゴレツカ。現行契約は2026年6月までとなっているが、流れはどちらへ傾くのだろうか。
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