小池都知事が定例会見12月10日(全文2完)女性の活躍が都政をより豊かにしてくれている
「歓喜の歌」で換気を喚起する狙いは
NHK:NHK、稲田です。2点お伺いします。「歓喜の歌」で換気を喚起されるということでしたけれども、あらためてこの狙いと意義、そしてどうしても寒くて、窓に手を伸ばしたくない時期ではあるんですが、そういった人たちにどうやって一歩を踏み出してもらおうとか、まず1点お願いします。 小池:この感染防止の対策として、季節性もあるということから、特に湿気が少なくて、そして寒くて、感染症にとってはいい季節なんだろうというふうに思います。ウイルスにとっては。だけどそこで換気を行うということは極めて重要だと、これまでもいろいろな試験といいましょうか、分析などでも出てきています。 寒いけれども、そこで例えば1時間に数分でも窓を開けましょうということを、1つの新しい生活の中に組み入れていただく。また、お客さんを呼ぶときも、呼び込むときも、この店は換気をちゃんとしていますということが売りになるような、そういう意味でマインドセットというか、啓発という意味で、国立高校のコーラス部の、合唱部の皆さんに今回はご協力いただいたと。ぜひ、換気は重要な今のテーマだと皆さんにご理解いただいて訴求力を高めて、そして皆さんが、ああそうか、で終わらないで実行していただければと思っています。 この冬はやっぱりオミクロン株の、今後どうなるのかを含めて、経口薬と、それから3回目接種と、去年とはだいぶ違いますけれども、それでも変わらないのは基本的な防止策。そこに換気というのはちょっと皆さん、まだ定着していないので、それを強めるという意味で「歓喜」、「第九」を活用させていただいたということです。ご協力ください。
パンダを見る人に何を感じてほしいか
NHK:もう1点、パンダですけれども、先ほど何をやってもかわいいというふうにおっしゃっていましたが、ここ1年余り、人々はなかなか鬱々としている気分でありましたが、パンダを見る人にどういうふうに感じてもらいたいというふうにお考えでしょうか。 小池:ズーネットで、動画で見ていただくこともできますけれども、本当に双子のじゃれ合いを見ているだけでほっとしますよね。それを目の前で見ていただけるような状況が整いつつありますので、今日はそれをお知らせしたところでございます。お子さんも、動物園に行きたいというお子さんもたくさんこの間もいらしたでしょうに、それがだんだんみんなでコロナ対策をすることによって、そういう楽しみもみんなでできるという、1つの具体例になるのではないかと思います。 いまだにどっちが、青いペイントっていうんでしょうか、目印で、どっちがどっちか分からないんですけれども、でも、じゃれ合っているのはなんとも言えずかわいいですよね。本当に私もこれ以上かわいいのはないなと思って見ております。