小池都知事が定例会見12月10日(全文1)上野の双子パンダ、来年1月から公開へ
東京都の小池百合子知事は10日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年12月10日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年12月10日) ◇ ◇
オミクロン株の市中感染はまだ確認されていない
読売新聞:幹事社の読売新聞です。それでは小池知事の記者会見を始めます。知事、よろしくお願いします。 小池:それでは今日の会見で、3点ほどお伝えをさせていただきます。まずコロナであります。オミクロン株への対応からいきます。オミクロン株の市中感染ですが、まだ確認をされておりません。ただ、引き続き警戒が必要でございますので、しっかり対応していきます。 まず空港の検疫で確認をされた、これまで4例ありますね。このオミクロン株陽性者と同じ飛行機に乗っていらした方が濃厚接触者とされているわけですが、その中で都内の関連で申し上げますと、138名。宿泊療養施設への入所を呼び掛けております。お入りいただいている方も多々いらっしゃいます。 また、岸田総理からの協力要請を受けまして、都の宿泊療養施設の2000室以上、変異株に対しての指定国・地域からの入国者を対象とした国の検疫施設として提供をいたしたところであります。健安研においてはオミクロン株を検出する独自の検査手法を構築しまして、すでに検査、行っております。
TOKYOワクションに2500店以上が協力
この手法によってスクリーニングをすることによって、いち早くオミクロン株についての動向を知るという、この方法につきましては近隣県と共有するほか、民間の検査機関にも拡大をして、みんなで官民挙げてやっていこうということです。さらに民間の検査機関のほうも、今申し上げたように活用しまして、ゲノム解析を積極的に推進することで、オミクロン株の感染者を早期に発見していくということにつなげてまいります。 ワクチンについてでありますが、都内ではすでに全人口の75%。12歳以上にいたしますと、約83%、だいたい毎日、今、0.1ポイントずつぐらい進んでいるかと思いますが、2回目の接種を完了した方については、そのように日々、着実に粛々と接種を受けていただいているということであります。 一方、きのうのモニタリング会議でも報告がありましたとおり、2回接種をしていても感染してしまう場合もあるということで、今月から追加の3回目の接種がもうすでに始まっておりまして、感染拡大を防ぐためにも、ぜひ接種のほうを引き続きお願い、していただきたい。まだ受けていなくて、そして接種を希望する方、あらためまして、ぜひ接種を受けていただきたいと存じます。 これの後押しをする、接種を考えるきっかけ、多くの方がもうすでに受けておられると思いますけれども、10月からTOKYOワクションというキャンペーンを進めております。すでにそれぞれのお店が工夫されまして、2500店舗以上のお店の方々にご協力いただいているところです。来週から新たな特典の公開、また応募受け付けも開始いたしますので、ぜひ接種を受け、そしてワクションでの特典などを受けていただければと思います。 今回は一般特典で58種類、若者を対象とするプレミアム特典27種類、新たに公開をするというものでありまして、応募期間につきましてはこちらにありますように、一般特典については来週の12月15日から来年1月14日まで、プレミアム特典は1月14日から2月14日までとなっております。 例えばプレミアム特典、じゃあ何があるのっていうことですが、ホテルの無料宿泊券であったり、レストランのお食事券などを提供いただいているところです。それから東京都からもご覧のような特典を提供いたします。これから1回目の接種を受けても、このプレミアム特典の応募に十分間に合いますので、どうぞまだ受けておられない方、希望される方、お受けいただければと思います。