短時間で効率よく仕事をするための考え方とは?経営コンサル会社代表が解説。何事にも完璧を求める・複数の仕事を回すのが苦手な人が行うべきこと
◆早い段階でチェックしてもらう 100点満点の報告書を書こうとすると、細部の詰めの甘さが気になるなど、不安な点ばかりに目が向いて、素早く仕上げることができません。 私が考える70点とは、基本的な骨格が組み上がったプロトタイプ(叩き台)のレベルを指します。 ベースとなる考え方がまとまったら、早い段階で、「まだ途中経過ですが、基本的な考え方は合っていますか?」と上司にチェックしてもらうのです。 何か問題があれば、「ここが違うな」と指摘してくれますから、そこを修正すれば、すぐに報告書を書き上げることができます。 修正にかかる時間は大幅に削減されるでしょう。
◆自分が考える100点が上司の求める満点とは限らない 自分が想定する100点満点が、上司の求める100点とイコールとは限りません。 まずは70点を目指すことが、仕事を「短くする」ことにつながります。 短くやるコツ 大半の仕事は70点でも十分に通用する! ※本稿は、『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
山本大平