ワールドカップベスト8のフィジー代表にアメリカ代表がチャレンジ。パシフィックネーションズカップ準決勝
アメリカ代表としては日本代表戦同様に、スクラムとラインアウトからのモールといったセットプレーでプレッシャーをかけたい。またハーフ団からのキック後は、しっかり相手にカウンターアタックを許さないよう、プレッシャーをかけていきたい。
アメリカ代表とフィジー代表が対戦するのは実に10年ぶりで、2014年、フランスのヴァンヌで行われたのが最後のテストマッチで、この時はフィジー代表が20-14で接戦を制している。この試合では現在キャプテンを務めるLOピーターソンが先発しており、アメリカ代表メンバーで唯一フィジー代表と対戦した経験を持つ。
すでに2027年ワールドカップ出場を決めているフィジー代表に、2031年にワールドカップ開催を控えるアメリカ代表がチャレンジする構図となることは間違いないだろう。
FW、BK関係なく、オフロードパスを変幻自在につなぐフィジー代表か、セットプレーとフィジカルに強みをもつアメリカ代表か。ファイナル進出をかけた準決勝は、9月14日(土)午後7:05、東京・秩父宮ラグビー場でキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁