ワールドカップベスト8のフィジー代表にアメリカ代表がチャレンジ。パシフィックネーションズカップ準決勝
BKは2019年ワールドカップメンバーのSH(スクラムハーフ)フランク・ロマニ、ニュージーランド生まれのSO(スタンドオフ)ケイリブ・マンツのハーフ団が引き続き先発する。
CTB(センター)は、前の試合でレッドカードとなったアドレア・ソカギに替わり、フランスのラシン92でプレー経験のあるイニア・タブアヴォウが12番に入り、7人制フィジー代表経験があり、3トライを挙げている13番のイオセフォ・マシとコンビを組む。
WTB(ウイング)はエペリ・モモと、リーグラグビー出身のヴアテ・カラワレヴ。今年代表デビューを果たした20歳のFB(フルバック)アイサイア・アームストロング ラヴラは引き続き先発する。
バーンHCは「サモア戦、トンガ戦を見ても、我々は相手にプレッシャーを受けても得点力があるチームだし、フィットネスの高さもあると思っている。ディフェンスにはまだ課題があるものの、一貫して前に出続け、プレッシャーをかけ続けようとしている」。
「それは選手たちにとっては楽なことではないが、ハードワークし続ければよくなっていくと思う。しかし、戦う相手は毎回違うし、今週に関してはディフェンスが我々にとって大きなチャレンジになるだろう。よりフィジカルな試合になるだろうし、しっかりとタックルを成功させないといけない」と語った。
アタック力に定評のあるフィジー代表としては、ボールを保持することができれば、それだけチャンスを生むことができるだろう。特に近年、力が上がっているFWのセットプレーで互角に戦い、決定力のあるランナーが揃うBK陣に良いボールが供給できてトライを奪うことができるだろう。
一方、プールB初戦でカナダ代表に28-15と勝ったものの、先週、2戦目熊谷で日本代表に24-41で敗れて2位となった「イーグルス」こと、アメリカ代表。スコット・ローレンスHCは、日本代表戦からFW3名、BK3名の先発を変えてきた。