タイムレスなブランドであり続けるために

レスポートサックは、他ブランドとのコラボレーションアイテムが多いのも印象的だ。コラボレーションの軸は、「双方のブランドにとってプラスになるか」「プロモーションから販売までのストーリーを一緒に描けるか」だと神代さんは話す。

LeSportsac×GLOWNY（10月下旬発売）

「販売までのストーリーは、お客様に喜んでもらうために欠かせないもののひとつだと思っています。ストーリーをお客様にいろいろな方法でお伝えしていくのはもちろん、お客様と直接関わる販売スタッフへの伝え方も大切に考えています」 また、今冬からの新たな試みとしてレスポートサックジャパンでは、レスポートサック韓国と協業し、新しい挑戦をするそうだ。これまでのコレクションとは、また違った魅力が詰まったアイテムに出会えるに違いない。

レスポートサックでは、“この先の50年をどのように進化していくか”の協議も日々行っているという。 「タイムレスなブランドであり続けるために、これまで大切にしてきた“快適に移動できる”というブランドの価値を守りつつ、“変化し続けるライフスタイルへの対応力”を高めていきたいです。 レスポートサックが創業50年を迎えられたのは、間違いなくファンの皆様のおかげだと思っています。現在、SNSでの交流も活発でお客様からのコメントやライブ配信へのリアクションもたくさんいただいており、私たちとお客様との距離もとても近いと感じています。 ファンの皆様に、“いつもレスポって面白いことやってるよね”と言っていただけるよう、ブランドのアイデンティティを守りながら、今後もいろいろな企画や発信を継続していきたいと思っています」