ドジャース、テオスカー・ヘルナンデスとの再契約交渉が長期化 古巣ブルージェイズら複数球団による争奪戦へ
◆ 残留熱望も未だ条件面で折り合いつかず ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が3年総額7000万ドル前後の契約を希望していると現地時間17日、MLB公式のマイク・フェインサンド記者が報じた。 一時は再契約目前とまで報じられたドジャースとヘルナンデスだが、ヘルナンデスは年俸2200-2400万ドルの3年契約を希望し、未だ契約合意には至っていない。ヘルナンデスは今季終了後、ドジャースから提示された単年2105万ドルのクオリファイング・オファーを拒否。複数年契約を求めてFA市場に出ている。 今オフの移籍市場では、メッツがフアン・ソト争奪戦を15年総額7億6500万ドルで制し、同17日にはヤンキースが2019年MVPのコディ・ベリンジャーをカブスからトレード獲得。強打の外野手を補強ポイントにしている古巣ブルージェイズや、レッドソックスがヘルナンデス獲得に本腰を入れる可能性が高まっている。 ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは昨季オフに1年契約でドジャースに加入。今季154試合で打率.272、33本塁打、99打点、OPS.840の活躍を収め、球団4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献。自身3度目のシルバースラッガー賞に輝いた。7月には2度目のオールスターゲーム出場を果たし、ドジャースの選手として史上初めてホームランダービーを優勝した。
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