三浦春馬さん死亡 9月スタート連ドラで注目集める中
俳優の三浦春馬さん(享年30)が18日、死亡したことが確認された。自殺とみられる。マスコミ各社が一斉に報じている。9月スタートの連ドラも注目を集めており、ファンの間には大きな悲しみが走っている。
三浦翔平とW三浦で9月スタートの連ドラ共演
報道によると三浦さんはこの日、所属事務所マネージャーが自宅に迎えに行ったところ、死亡しているのを発見したという。 三浦さんは三浦翔平とともに、9月スタートの松岡茉優主演の連続ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)に出演することが発表されたばかり。三浦翔平との共演は2008年「ごくせん」(日本テレビ系)第3シリーズと2009年公開の映画「ごくせん THE MOVIE」(佐藤東弥監督)以来とあって注目を集めていた。脚本は昨年ドラマファンの人気を集めた「凪のお暇(なぎのおいとま)」(TBS系)で知られる大島里美氏が手がけたオリジナルのラブコメ。三浦さんはおもちゃメーカーの御曹司で金銭感覚が崩壊した浪費男子というユニークな役柄で、松岡と2ショットの予告動画でも「笑いながら見ていただけたら」と、笑顔でPRしていた。
昨年は舞台「罪と罰」で主人公ラスコリニコフを熱演
三浦さんは1990年茨城県の出身。4歳から児童劇団に所属、97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビューを飾っている。2006年「キャッチ ア ウェーブ」(高橋伸之監督)で映画初主演、同年のドラマ「14才の母」(日本テレビ系)で志田未来演じるヒロインの恋人役を務め、注目を集める。2007年にはケータイ小説をベースにした映画「恋空」(今井夏木監督)で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。 以後、着実にキャリアを積み上げ、ルックスの良さ以上に演技力のある役者として評価されてきた。昨年1月の舞台「罪と罰」(演出:フィリップ・ブリーン)では殺人を犯す主人公の青年ラスコリニコフを好演した。 ネット上には「三浦春馬くん大好きだった。W三浦のドラマすごく楽しみにしてたのに」「突然の訃報にふるえてしまうし涙がとまらない」と、多くのファンから悲しみのコメントが寄せられている。 (文:志和浩司)