最も集客した試合は? J2観客数ランキング1~10位。J1以上!? 圧巻の5万人超えを記録した試合とは?【2024年】
4位:モンテディオ山形対ジェフユナイテッド千葉(NDソフトスタジアム山形)
観客数:19,316人 開催日:11月10日(第38節) J1昇格プレーオフ進出の可能性がある2チームの一戦はまさかの展開となった。 モンテディオ山形とジェフユナイテッド千葉は両者とも昨季プレーオフで敗れ、涙をのんだチームだ。リベンジと行きたい今季は両チームともに低調な滑り出し。千葉はすぐに巻き返したものの、山形は19節時点で16位と低迷していた。 それでも、最終戦までの後半戦18試合を13勝2分3敗で終えるなど驚異の追い上げを見せ、5位まで浮上し、6位千葉との最終節を迎えることとなった。 両チームとも負ければプレーオフ圏から脱落する可能性もあるこの試合には、山形・千葉両方のサポーターが集い、19,316人の大盛況に。試合前からピリピリとした緊張感がスタジアムを包んでいた。 試合はいきなり動いた。2分に山形が安部崇士のゴールで先制すると、24分には千葉のDF松田陸が痛恨のPK献上&一発退場。前半で雌雄を決する事態となった。 最終的に4-0で快勝した山形は、驚異の9連勝でリーグ4位に滑り込みJ1昇格の挑戦権を手に入れたのだった。
3位:V・ファーレン長崎対愛媛FC(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)
観客数:19,902人 開催日:11月10日(第38節) 2018シーズンにJ2降格を経験したV・ファーレン長崎は、なかなかJ2の沼から抜け出せないシーズンを送ってきた。 それでも、今季は23節終了時点で首位に立つなど躍進を続けていた。その後3位に落ちてしまってしまったものの、第34節から4連勝を記録するなど、J1への自動昇格の可能性を最終節まで残してきた。 10月に新設されたピーススタジアムには19,902人が訪れ、2万人収容のスタジアムはほぼ満員となった。長崎はサポーターを背に攻勢を強め、愛媛FCを相手にマテウス・ジェズスとマルコス・ギリェルメがそれぞれ2得点をあげるなど5-2で快勝。結果的に2位の横浜FCが引き分けたため逆転での自動昇格は叶わなかったが、レギュラーシーズンのラストを勝利で飾った。 3位でレギュラーシーズンを終えた長崎は、プレーオフをホームで戦うことが出来る。悲願のJ1復帰に向けて、新スタジアムとそこに駆けつける長崎サポーターは必ずチームの大きな力となってくれるはずだ。