最も集客した試合は? J2観客数ランキング1~10位。J1以上!? 圧巻の5万人超えを記録した試合とは?【2024年】
8位:清水エスパルス対モンテディオ山形(IAIスタジアム日本平)
観客数:18,284人 開催日:10月20日(第35節) 第35節、清水エスパルス対モンテディオ山形は清水のJ1昇格がかかった一戦に。同チームがこの試合で自動昇格を決めるには勝利が必要だった。 対する7位(当時)の山形にとっても、この試合はJ1昇格プレーオフ出場権を確保する上で重要なものとなっていた。そんな白熱必至の上位対決をこの目に収めようと、IAIスタジアム日本平には今季リーグ戦では最多となる18,284人もの観客が足を運んだ。 注目の一戦は一進一退の攻防が繰り広げられ、前半はスコアレスに。しかし後半に動き、75分に北川航也のゴールで清水が先制に成功したものの、山形が交代カードとして投入した高橋潤哉と後藤優介がゴールを挙げ、試合終了直前に逆転に成功。2-1で山形が首位チーム相手に白星を挙げた。 敗れた清水の自動昇格はお預けに。逆転勝利を飾った山形はリーグ戦6連勝となり、後の逆転プレーオフ進出に大きく弾みをつける試合となった。
7位:ベガルタ仙台対大分トリニータ(ユアテックスタジアム仙台)
観客数:18,361人 開催日:11月10日(第38節) ベガルタ仙台は第37節を終えた時点で、J1昇格プレーオフ圏外の7位に位置していた。しかし、6位とは得失点差で下回っているだけで勝ち点差はなく、逆転でのプレーオフ進出に望みをつないでいる状態だった。 そんな背水の陣で挑むホームでの最終節、大分トリニータ戦には多くのサポーターが詰めかけ、観客は18,361人を数えた。 逆転プレーオフ進出を信じるサポーターに、仙台はとびっきりのプレゼントを届けた。14分に相手のオウンゴールで幸先よく先制すると、50分には郷家友太が裏へと飛び出し追加点をゲット。 終盤には大分に一点返されるものの何とか守り切って勝ち点3を奪い、6位のジェフユナイテッド千葉が負けたことで、逆転でプレーオフへの切符を手にすることとなった。 2021年シーズン以来のJ1に向けてあと2勝となった仙台。6位での進出のため、ホームでの試合は行われないが、仙台サポーターの声は敵地でも響き渡るだろう。