上智大生の座談会トーク! 一般受験・公募推薦・指定校推薦によって、勉強法や塾選びは違う?
東進、トフルゼミナール、集団予備校の正直レビュー
司会:塾に通ってみて、良かった点を教えてください。 Aさん:東進ハイスクールは、とにかく過去問が豊富な点ですね。私は、志望校の過去問10年分をパックで買って、ひらすら繰り返していました。時間は有限なので、難関校を目指すなら、その過去問はマスト。東進は過去問を中心にして、場合に応じて別の参考書でその他を補うという、効率的な勉強ができたのでありがたかったです。 Bさん:トフルゼミナールは、やはりTOEFL対策が充実しているところです。塾には、TOEFLの過去問やその参考書がそろっているので、自分で他に参考書を買う必要はほとんどなかったですね。英語に特化しているからこそ、先生からの情報共有も手厚いし、質問もしやすい。あと、学生の人数が少なめなので距離も近く、お互いに切磋琢磨して頑張れる環境だったなと思います。 Cさん:私は、地元の予備校でしたが、効率的な解法ポイントを教えてくれる点が、学校より優れていたと思います。例えば、学校では英語の単語や文法などの基礎が重視されるけれど、塾では「この表現があったら、次はこんな内容が来ることが多いよ」など、英文の“読み方”を教えてくれる。おかげで問題を解くスピードが上がりました。 Bさん:私は少人数の雰囲気が好きだったけど、予備校だと集団授業だよね? そこに関してはどうだった? Cさん:集団塾だからこそ、周りの学生の学力を肌で感じられる刺激はプラスでした。例えば、授業中に当てられた時など、「私はわからないけど、あの子はわかるんだ」という気づきがあって、頑張ろうって思えるし。 司会:逆に、良くない点はありましたか? Aさん:親には感謝ですが、授業料の高さかな。でも、その分得られるものはあるので、難関校を目指す人は、お金がかかっても大手に頼るべきだと思いますね。 あと、ぶっちゃけ、チューターの方にはもう少し疑問点を解消してほしかったな。対面ですぐに質問できるのはありがたかったけど、たまに解決しない時があったのは残念でした。 Bさん:チューターって学生だもんね、難しいよね。 私は、校舎が少ないところと、授業が長いところだと思う。特に授業は1コマ100分もあるので、休憩がないまま集中し続けるのは少ししんどかった(笑)。 Cさん:100分! 上智の授業時間と同じだ。それは疲れるね(笑)。 私は、集団塾は人数が多くて放任な部分があるので、自分で計画を立てて勉強を進められる人にはおすすめですが、一人ひとりの学力をしっかり見てほしい人には合わないかも、と思います。