「総合的な判断で想いを尊重」 佐々木朗希のポスティング容認で球団本部長らがコメント
ロッテの佐々木朗希投手(23)に対し、球団がポスティングシステムによる米大リーグ移籍へ向けた手続きを開始したと発表したことを受け、吉井理人監督ら関係者も球団を通じてコメントを寄せた。 「2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした」。佐々木との思い出をそう振り返った吉井監督は、自身もメッツなど米大リーグでプレーした経験を持つ。 「自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることも出来るのではないかとも考えます」とした上で「それを向こうでぜひ証明して欲しい」とエールを送った。 一方、今回のポスティングを容認したことについて松本尚樹球団本部長は「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました」とした上で「日本の代表として頑張って欲しいと思っています」などとコメントした。