脚痩せ、腹凹、姿勢も改善する!寝たままバレエストレッチ。
寝たまま行うストレッチ、どんな効果が? 実際にレッスンに通う山本浩未さんが半年での効果を披露します。
毎週4時間の寝たままストレッチで、体力もつき、すっきりした体に!
昨年9月から、清水一樹さんのレッスンを受けている山本浩未さん。たった半年で体のラインに変化を感じ、実際にサイズもダウンした。
山本浩未さん(以下、山本) 先生は元バレエダンサーですよね。なぜ寝たままのストレッチを発案したんですか? 清水一樹さん(以下、清水) バレエとストレッチの良さを融合したメソッドを考える過程で、老若男女が行うにはどうしたら?と。寝たままなら心拍数が上がらず、関節にも負担がかからない。寝転ぶことで背筋が伸び、腰も正しい位置に入るとわかったんです。 山本 一回のレッスンは4時間! でも寝たままだからつらくありません。 清水 教室ではつま先から頭まで全身を動かすから時間が必要です。でも後ろで紹介する個々の部位メニューはそんなに時間をかけずとも、しっかり効果が出ます。 みなさん言わばレールから外れた体で日々動いており、寝るだけで正しいポジションに体が入りやすくなる。山本さんも最初は猫背で首が前に出て、まさに職業病でした。
山本 これでもパーソナルトレーニングを20年以上続けている体だったんですよ(笑)。でもストレッチを半年やった今のほうが、体に変化を感じています。そもそも私が先生のレッスンを受けようと思ったのも、友人の背中が驚くほどきれいになったことだから。 清水 山本さんも背中が美しくなり、肩が開いて首が長くなりましたね。 山本 私たちのレッスン中、4時間ずっと先生がポジションをチェックしてくれますが、自分だけで行う場合は何を注意したらいいですか?
清水 家でやるときは、まず足をフレックスにすること。そうすれば膝の裏がしっかり伸び、ストレッチの効果が表れやすくなります。 山本 動き続けるせいか、寝たままなのに、体がすぐ温かくなります。 清水 いろいろな動きの合間に何度も僕が「足フレックスで思いっきり伸びて~」と言うでしょ? まずそれで血流がよくなります。さらに代謝が上がって、脂肪も燃焼しやすくなる。また、左右均等の動きをすることで、バランスよく筋肉がついて、結果、きれいな体になるんです。 山本 たしかに腰の上下運動をしていると、ふだん動かさない場所を動かしているな~って感じます。 清水 あの動きは、体のかなり深い部分を動かせているんですよ。肩回しも、家ではテレビを見ながらやってもいいのですが、肩甲骨周りを驚くほどほぐせます。パタパタも含め、このストレッチメソッドはかなりの全身運動なんです。