テア・シュテーゲン長期離脱でバルサのGKはどうなる? フリーで獲得できる10名を紹介
◼︎ケイラー・ナバス
かつて“ライバルクラブ”のレアル・マドリードで公式戦通算162試合に出場し、前人未到のCL3連覇を経験した元コスタリカ代表GKは、昨季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との契約が満了を迎え、現在はいずれのクラブにも所属していない。ビッグクラブでの豊富さは今さら指摘するまでもなく、PSGを挟んで“禁断の移籍”が成立することがあれば、大きな話題となるだろう。
◼︎ジョルディ・マシップ
クラブ哲学を知るラ・マシア産という点では、マシップという選択もある。昨季限りでバジャドリードを退団した35歳は、バルサ・アトレティック(Bチーム)で経験が豊富で、ペーニャの先輩にあたるGK。トップチームでも公式戦4試合でゴールマウスを守ったことがある。2017年夏にバルセロナから完全移籍でバジャドリードに旅立っていたため、今回獲得するようなことがあれば、マシップにとっては“古巣復帰”となる。
◼︎エドガル・バディア
ナバス、マシップに続き、ラ・リーガでの経験が豊富なGKがバディアだ。エスパニョールのカンテラ出身のGKで、これまでにエルチェやエスパニョールでプレー。エルチェではラ・リーガ通算90試合に出場している。今季もエルチェでシーズンをスタートさせていたが、移籍市場最終日に突如として契約を解除。32歳とGKならばまだまだ戦える年齢だが、現在も所属先が決まっていない。
◼︎トマーシュ・ヴァツリーク
ラ・リーガでの実績を誇るGKは3名だけではない。現在35歳の元チェコ代表GKは、セビージャで2シーズンにわたって正GKに君臨。在籍最終年となった2020-21シーズンはモロッコ代表GKボノ(現:アル・ヒラル)に正守護神を譲ったが、ラ・リーガ屈指のGKとして名を馳せていた。チェコ代表としてもEURO2020で正守護神を務めており、国際経験も豊富。昨季はアルバセテのセグンダ残留に大きく貢献していた。