ソフトバンク“23人を戦力外通告”の衝撃「ユニフォーム脱ぎたくない…」25歳のスター候補が漏らした本音「気持ちの整理がつかない」なぜ非情決断?
ドラ1の名前も…23人が戦力外
ソフトバンクの戦力外選手が「宝の山」だと話題になっている。今季限りでの非情通告を受けたのは次の23名だ。(※は育成選手) 【秘蔵写真】ガリガリの柳田、ヘンテコ帽子の井口、高校でヤンチャそうな森友哉&坂本、丸いおかわり君や投手だった鈴木誠也・丸・イチロー・岡本…名選手80人超が球児の頃 【投手】 風間球打、中村亮太、澤柳亮太郎、三浦瑞樹、笠谷俊介、田上奏大、佐藤宏樹※、古川侑利※、M・フェリックス※、村上舜※、加藤洸稀※、瀧本将生※、佐藤琢磨※、小林珠維※、渡邊佑樹※、鍬原拓也※、齊藤大将※ 【内野手】 川原田純平、仲田慶介、伊藤大将※、佐久間拓斗※、三代祥貴※ 【外野手】 生海 3年前のドラフト1位・風間球打の名前がある。ノースアジア大学明桜高校時代に最速157キロをマークした剛腕もプロでは故障に泣き、フォームも崩して一軍登板を果たせていない。育成での再契約となる見込みだ。巨人2017年ドラフト1位の鍬原拓也、西武同年ドラフト1位の齊藤大将もそれぞれ再起を誓って育成選手として今季はソフトバンクのユニフォームを着たが、契約更新はならなかった。また、2020年からの2年間で7勝を挙げて一時先発ローテを担った笠谷俊介も自由契約となった。 他球団が触手を伸ばしそうな名前がゴロゴロいるが、なかでも要注目は25歳左腕の三浦瑞樹ではなかろうか。
二軍で敵なしの25歳「びっくりした」
2021年育成ドラフト4位で東北福祉大から入団した三浦は、3年目だった今年7月に念願の支配下登録を勝ちとった。しかし、それからわずか3カ月後の非情通告。一軍で5試合に登板して防御率0.00もさることながら、二軍のウエスタン・リーグでは防御率1.60で最優秀防御率に輝いており、三浦本人も「びっくりした。育成での再契約の話はいただいていますが、数日間は気持ちの整理がつかなかった」と声を絞り出した。 身長174cm、体重78kg。上背はさほどないが下半身ががっしりしており、シルエットがかつてのホークス左腕エースの杉内俊哉を彷彿とさせる。緩急を生かした投球が特徴で、制球力がよく計算が立ちやすいのがなによりの長所だ。ウエスタンでは防御率に加えてWHIP1.01も規定投球回到達のピッチャーの中で1位の成績だった。近年でいえば、ソフトバンクから現役ドラフトで阪神に移籍して大ブレイクを果たした大竹耕太郎の投球スタイルにも近い。「第2の大竹」となる資質も十分感じさせる。 たしかにプロ野球は一軍で活躍してナンボの世界。二軍でどれだけ好成績を挙げようとも……とされるが、プロ年数がわずか3年で年齢も若い選手が戦力外となるのは異例ともいえる。このような場合、野球以外の部分を問題視されることもあるが、三浦についてそのような話は一切なかったし、日ごろ取材をしていても何かを疑うこともなかった。妙な風評被害が起きてほしくないと願うばかりでもある。
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