20代から40代の単身女性約半数がマイホーム購入を希望。さらにその7割以上が結婚とは関係なく希望と回答。一番の理由は「将来への不安」
この結果について、リノベーションコーディネーターであり、グローバルベイスが開催する女性向けセミナーを担当する野崎(「崎」は正しくはたつさき)佑貴さんは、 「ここ数年、女性のお客様でご自身の生活や将来について真剣に考え、不動産購入を検討される方が増加しています。不動産市場の高騰で家賃が上がり不動産購入を検討される方が増えました。 老後への不安や年齢、健康状態を考慮して、早いうちに住宅ローンを利用して購入したいという方も多いです。決断力が高い女性のお客様は、不動産購入に向いていると思います。 物件購入のご相談で、資産性の優先順位は高いです。しかし、立地が良く資産性も高い人気エリアで新築物件を購入できる方は限られます。中古マンションであれば、希望するエリア内で手に届く価格で購入しやすく、値崩れしにくいというメリットがあります。 そうした背景も含めて、中古マンションやリノベーションマンションの需要が高まっていると感じます。」 と女性の中古マンション市場への関心の高さについて、コメントを寄せた。 ■「単身女性の住宅購入に関する調査」概要 調査期間:2024年7月17日~2024年07月23日 調査方法:ウェブアンケートを実施し、回答を分析 調査機関名:アクセンチュア 調査対象者:20~40代 女性 年収300万円以上地域:東京、神奈川、大阪、兵庫、京都(合算)有効回答数:500人
「婦人公論.jp」編集部
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