20代から40代の単身女性約半数がマイホーム購入を希望。さらにその7割以上が結婚とは関係なく希望と回答。一番の理由は「将来への不安」
グローバルベイス株式会社は、東京・神奈川・大阪・兵庫・京都に住む20代~40代の女性500名を対象とした「単身女性の住宅購入に関する調査」の結果を発表した。 【グラフ】マイホーム購入で不安に感じる要素は? * * * * * * * ◆約半数の女性が将来マイホーム購入を希望 グローバルベイス(株)が2024年7月に実施した、東京・神奈川・大阪・兵庫・京都に住む20代~40代の女性500名を対象とした「単身女性の住宅購入に関する調査」によると、約半数の女性が、将来マイホームを購入したいと回答している。 さらに、マイホームが欲しいと回答した女性のうち、約7割以上の女性が「結婚する・しないに関わらず、マイホームが欲しい」と答えている。 その理由として、一番多い回答が「将来への不安」。約6割の女性がその理由としてあげており、次いで「マイホームが夢であるため」「資産形成のため」「自分で自由に改装したいため」などが続く。
◆マイホーム購入での不安要素は… また、マイホームを購入するとなった場合に、不安要素が「ある」と答えた女性は約8割。不安に感じることとして、「現在の収入でマイホームが買えるのか(57.3%)」「ローンが払いきれるのか(51.8%)」「貯金が無くなってしまわないか(42.2%)」などが上位にあがった。 さらに、現実的に「購入したい」と思う住居について聞いたところ、「新築マンション」が56.4%、「新築(注文)一戸建て」が47.1%、「リノベーション物件」が45.8%という結果に。不動産価格が高騰し、都内の新築マンションは1億円を超える中、新築に憧れるのはもちろんだが、現実的には中古マンションのリノベーションも検討している人が多いことがわかる。 「リノベーション物件」を選んだ人の理由としては、「費用面を考えると一番妥当だから」「コスパがよさそうだから」 「新築より安く、住みたい家に住める」 「価格を抑えつつ快適に暮らしたい」など費用面のメリットの他、「自分の好きな間取りにできる」「中古で安い分、自分の好みに合わせられる」「自分の好きなように内装したい」といった、自分好みに間取りや内装デザインを変えられることに魅力を感じている声があがった。 また、マイホームを購入する時に重視したいポイントとしては、「立地(交通アクセス・商業施設の有無・自然災害リスクなど)(84.1%)」、「周辺環境(近隣住民の雰囲気・治安など)(76.2%)」、「価格(74.9%)」が上位にあがっている。
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