福岡・永石とC大阪・ルーカスフェルナンデスが脳しんとう疑いで病院へ 福岡・長谷部監督「言葉を発することができない状態」
「明治安田生命J1、C大阪1-0福岡」(9日、ヨドコウ桜スタジアム) 2選手がゴール前の交錯で、脳振とう疑いにより退場した。前半39分に、高く上がったボールを追って後退したC大阪MFルーカスフェルナンデスと、同じくボールに向かって前進した福岡GK永石が激突。ともにピッチに倒れた際、頭を強打した模様で起き上がれなくなった。2人は担架で運ばれて退場。試合後は病院へ向かった。 福岡の長谷部監督は「永石のことが一番心配。試合よりも、なんでこうなるんだろうと思った」と表情を曇らせた。「鼻血が結構止まらなかった。言葉も発することができない状態」と退場直後の容体を説明した。C大阪の小菊監督はルーカスフェルナンデスについて「詳細は分かっていないが、ハーフタイムには意識を取り戻してコミュニケーションを取れる状態だったので、今病院で検査をしている。元気に明日グラウンドに来てくれるのを祈っている」と無事を祈るしかなかった。