まだまだ夏を感じていたい人にオススメの映画5選!
すべてが夏らしさで満ちている!『ザ・ビーチ』
パリ2024オリンピックに続いて夏の甲子園が閉幕し、サマーシーズンが終わりに近づいてきた。しかし、「まだまだ夏を感じたい!」という人は、こちらの夏映画をご覧になってはいかが? バンコクを旅していたアメリカ人青年リチャード(レオナルド・ディカプリオ)は安宿に泊まった際、奇妙な男から“伝説のビーチ”の地図を手に入れる。やがて彼は美しい夢の楽園にたどり着くが、そこは狂気に満ちた場所だった……。『タイタニック』でブレイクした当時のディカプリオが、『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督と組んだ異色アドベンチャー。ロケ地となったタイのピピ諸島、マヤ湾が夢のように美しく、青く透き通る海、白い砂浜、晴れ渡る青空と太陽の光に至るまで、すべてが夏らしさで満ちている。物語自体は不穏な方向へと進んでいくが、水が滴るディカプリオも夏らしくていい。
女の子たちのひと夏の物語!『旅するジーンズと16歳の夏』
赤ん坊の頃からずっと一緒にいた仲良し4人組が、初めて夏休みを別々に過ごすことに。そんな中、全員にぴったり合う不思議なジーンズを古着屋で手に入れた4人は、順番にジーンズを着回し、夏の思い出を刻もうとする……。世界中でベストセラーとなった青春小説を原作に、恋や家族との関係に悩む女の子たちのひと夏の物語が展開。それぞれの場所でそれぞれの夏を過ごす4人だが、なかでも内気なディビー(アレクシス・ブレーデル)がギリシャ、サントリーニ島で自分の殻を破っていくパートには“夏感”が満載。そのほかにも、各ロケ地で撮影された爽やかな映像が、少女たちの繊細な心情に寄り添っている。
サンダンス映画祭などで絶賛された青春コメディ!『プールサイド・デイズ』
社交性ゼロの根暗な少年ダンカン(リアム・ジェームズ)は、母親の恋人が所有する別荘で過ごすことに。案の定、旅先の空気にも馴染めないダンカンだったが、ふと立ち寄ったウォーターパークで風変わりな男オーウェン(サム・ロックウェル)と出会い……。ひと夏の忘れられない友情と恋を描き、サンダンス映画祭などで絶賛された青春コメディ。ウォーターパークのプールや水着ではしゃぐ人たちといった“夏アイテム”が揃う中、展開するのは自由に生きる人々と触れ合い、徐々に変化していくのを感じる少年の成長ドラマ。夏の雰囲気を味わうもよし、少年の心に触れるもよしのサマーフィルムとして楽しめる。