河本結と佐藤心結がトップに! シード争いも熾烈となる「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」の2日目をプロがレポート
今季2勝目に視界良好な河本結は首位タイで最終日を迎える
「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」の2日目を終え首位に立ったのはトータル11アンダーで河本結と佐藤心結。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届けします。 第1ラウンドの残りを朝7時から再開し、スコアによる組み換えなしで第2ラウンドを9時からスタートしました。朝の雨は途中で止みましたが午後からまた降り始め、遅いスタートの選手達は気温も下がったことでレインウェアを着てのプレーとなりました。 河本結選手は、第1ラウンドの残りを13番からスタートし、バーディ発進。16番パー3もバーディとし7アンダーで終え、第2ラウンドでは耐える時間もありながらも、6バーディ2ボギーの68とスコアを4つ伸ばし11アンダー首位タイで終えました。 「やっぱり今日がすごい自分のなかでは大事と思っていて、流れ的に良い流れが続かないときは必ず来ると思っているんですけど、そこが今日は後半だったので、それを1アンダーで返ってこれたのは、明日につながるかなと思います」(河本結) 明日はチェック柄の秋っぽいウェアを着用するというので、ギャラリーの皆さんも楽しみな最終日になりそうです。
メルセデスポイントランク84位からの下剋上を目指す佐藤心結
同じく首位タイで終えた佐藤心結選手は「日本女子オープン」に出場できなかった先週は体を休め、最終日に試合を観戦に行ったそう。「上位で戦う選手がどういうプレーをしているのかを見たかった」と優勝した同い年の竹田麗央選手の粘り強いプレーに刺激を受けたとラウンド後の囲み会見で話しました。 その効果もあってか第2ラウンドはボギーフリーの5バーディ67でプレーし首位タイで最終日を迎えます。 「自分の中では結構追い込まれているので、結果を出したい気持ちはありますが、このスコアで上がれているのは自信になりましたし、明日も今日のようにショット、パターを全体的にリズムよく自分のゴルフをできれば、最後までいい位置で戦えると思うので、結果にはこだわり過ぎたくはないですけど、こだわらなければいけない位置にいるので、そこをどうするかですね。あまり気合を入れずに、ちょっとリラックスしてやれればと思います」(佐藤心結) 現在メルセデス・ランキング84位と苦しいシーズンを送っている佐藤選手の最終日のプレーにも注目していきましょう。
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