河本結と佐藤心結がトップに! シード争いも熾烈となる「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」の2日目をプロがレポート
シード権獲得を目指す4人が躍動
佐藤選手と同じようにシード権を目指すポイントランク71位の高木萌衣選手はトータル7アンダー8位タイに位置しています。25ホールをプレーした今日はパットが好調だったとのこと。イ・ボミ選手が愛用していた「ホワイト・ライズiX パター #1SH」を引っ張り出して来たことが良かったといいます。 高木選手は韓国のアーティスト「BTS」の好きが高じて韓国語を独学で勉強し、ツアー仲間の韓国選手に教わりながら一人で韓国旅行を楽しめるほどには上達してきたといい、将来は英語も勉強して話せるようになりたいという一面も。明日の最終日にどんな位置で終えられるか注目しましょう。
そしてポイントランク78位に位置する山路晶選手も第2ラウンドを7バーディノーボギーでプレーし一気に8位タイまでスコアボードを駆け上がりました。こちらもパターを以前使っていたスコッティキャメロンのピン型に戻したことでパットが良かったと話します。「明日も頑張ります!」という山路選手に「頑張り過ぎないように」と伝えると「そう! 頑張り過ぎて悪いほうに行かないようにします(笑)」と笑顔を見せてくれました。上位フィニッシュでポイントランクを上げられるか注目します。
もう一人シード権を目指すルーキーでポイントランク65位の菅楓華選手は、トータル8アンダーまでスコアを伸ばし5位タイで終えました。初日よりもショットの調子が良くなったこと、外してはいけないエリアに外さなかったことでスコアを伸ばせたといいます。その理由を聞くと「昨日は終わってから練習せずに帰りました。練習し過ぎないようにし、最終日まで体力を残すように」したことで長い1日を最後まで集中してプレーできたようです。
最後に第1ラウンドをコースレコードタイの9アンダーでプレーした髙木優奈選手もポイントランク67位とシード権獲得を目指しています。第2ラウンドはパットが決まらない中でイーブンパーにまとめ3位タイで終えています。首位と2打差で明日の最終日に向けては「普通のゴルフ」を心がけると話しました。 「狙ってバーディ取れるならこんなに苦労していないので、1打1打頑張って、結果パットが入ってくれたら優勝争いにも絡めると思うので、昨日、今日と組が良くて伸び伸びとプレーできたので、この感じを心がけて、明日も普通にゴルフができればいいかなと思います」(髙木優奈) 最終日にそれぞれの目標に向かってプレーする選手たちをしっかりと見届けたいと思います。
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