シンプルを極めたチキン&漆黒のポークカレーで勝負! 八丁堀のカレー百名店が、南新宿にカレースタンドをオープン
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は「食べログ カレー TOKYO 百名店」にも選ばれる人気店「ジャパニーズ スパイス カリー ワッカ」が新たにオープンした「カレースタンド ワッカ」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「カレースタンド ワッカ」
大阪・関目でイタリアンバルとしてスタートし、創作カレーでも人気店となり、東京・八丁堀に移転した「ジャパニーズ スパイス カリー ワッカ」が、その姉妹店である「カレースタンド ワッカ」を南新宿駅近くにオープンさせました。
八丁堀のお店は大阪的な創作カレーや独創的なスパイスおつまみでお酒を飲むスタイルなのに対して、南新宿のお店は「カレースタンド」と名乗るくらいですから至ってシンプルにカレーライスという形を貫いています。
「色々と世の中に個性的なカレーが出てきて、自分自身もそれを作っている中でシンプルにうまいカレーライスを食べたいと思うことが増えたんです。それを自分のお店でやってしまうとコンセプトがブレるので、ならば別のお店を開いて出そうと考えました」と語るシェフ。その言葉通り、カレーとライスに箸休めの赤玉ねぎのみという実にシンプルな形のカレーライス。
お店はバーの間借りという形で月から金曜の昼のみの営業。カウンター席のみですが、サクッと食べて出るスタイルのカレースタンドとしては十分です。
メニューは「南インド式チキンカレー」900円と「ゴア式ポークカレー」1,000円の2種。あいがけは無いのでどちらもご飯少なめでいただきました。
チキンは南インドのチェティナードチキンにも近いスパイス使いでありながらそのままではなく、日本人が想起するカレーライスにも近づけた仕上がり。ニンニクもショウガも使わずシンプルを極めた形でありながら十分な深みを感じ、唐辛子と黒胡椒のベクトルの違う辛みが融合して心地よい刺激もあってまさにシンプルイズベストなおいしさ。