“球児浩治”が名球会に 「数字が届いていない」と恐縮も古田敦也から「余りある」とお墨付き
去年12月にハワイで行われた日本プロ野球名球会の総会をBS日テレが独占取材。その中で、理事長を務める古田敦也さんが、元巨人の上原浩治さんと元阪神の藤川球児さんにインタビューする場面がありました。 名球会への入会条件はピッチャーで「200勝」もしくは「250セーブ」。バッターでは「2000安打」と3通りあります。しかし、2022年の総会で、日米通算「134勝、128セーブ、104ホールド」の成績を残した上原さんと、「61勝、164ホールド、245セーブ」という成績の藤川さんが特例で入会をすることが決まりました。 インタビュー冒頭では名球会入りに「数字が届いていない」と恐縮する2人に古田さんが「数字に届いていないとかではない。逆に言うと余りある」ときっぱり。「200勝、2000本、250セーブ以上の価値が2人にはある。胸を張って欲しい」と続けました。 名球会の未来などついて議論を交わした3人。YouTubeなどを活用して、名球会の取り組みなどを広報するべきという意見や過疎化が進む自治体に名球会メンバーが散らばって、同日に野球教室を開くべきなど様々な意見が出ました。 そしてやはりメジャーで活躍する大谷翔平選手が話題に。古田さんからは「ピンチな(NPB)球団1つくらい買ってくれたらね」とジョークも飛び出しました。 藤川さんは「24年は二刀流ができない状態であれだけ大きな契約。トミー・ジョン手術もしていて今後の投手としての確約もないけど、あの契約というのは信用と取り組み方が素晴らしいから」と絶賛し、「絶対復活する」と太鼓判を押しました。