まさに「これもラリー」だけど!!!! スタート後は調子よかったものの一転ラリージャパン2024大反省
■超絶調子よく走れたいや矢先にトラブル!!こりゃ悔しいぜ……
一方、でございます。シェイクダウンもスーパーSSも昨年より圧倒的に乗れている!トリッキーなコースコンディションは昨年と同じながら、クリオのラリー5の特性が解ってきたし、ダンロップタイヤを上手に使えるようになった。タイムだって上々。準備の苦労が吹き飛ぶ感じ。ラリージャパンも3回目にして納得いく走りが出来るかもしれませんね、と思った次第。 本格的にラリーが始まった金曜日の1本目。伊勢神トンネルという名物のあるSSだ。走り出しから上々。木原さんのペースノートはバッチリ!コースコンディションの変化にもしっかり対応出来ている。スタートから3~4kmはウエット路面が混じる上、タイヤも暖まらず難しい。滑りまくりながら、これまた上手に切り抜け、タイヤは温まり路面もドライになりつつある。 ギャラリーコーナーでは2カ所ともキッチリブレーキターンが決まり、楽しくなってきた瞬間、何かが起きた。最初はパンクだと思った。右と左のコーナーで特性が違うし、アクセル踏んでもブレーキ踏んでも真っ直ぐ走らない。木原コドラも感じており、タイヤ交換をすべく安全な場所に停止。飛び降りて確認したらパンクしてない!となればドライブシャフトか? もし折れていても修理出来ない。何度かゴールまでクルマを持って行って考えるしか無いため、できる限り頑張る。されど2kmくらい走って万事休す!走行継続を断念し、伊勢神トンネルの手前でコース外に出る。後続者に『OK!』を出すなど、必要な措置をしながらサービスに連絡。状況を伝えると「交換する部品がない」。最悪、これで私のラリージャパンは終わる。されどあまりにも想定外だったため、実感沸かず。 チームがサルベージに来てくれ、サービスに戻る道すがらも実感沸かない。長い頃ラリーをやってきたけれど、こんなリタイアは初めて。少なくとも私にミスがあると思えないですから。やがて使っていたドライブシャフトが不良品で(1回目の対策品も不良で2回目の対策品が出ていたことが後で判明)、ドライ路面でタイヤ暖まった途端、金蔵疲労でも無く突如破断したことが解るのだけれど、それでも頭の中は納得出来ない。
■未だ納得できず、、、25年も挑戦あるのみ!!!!!!
リタイア直後から徐々に悔しさが大きくなってきており、翌週になっても悔しいまんま。そればかりかこれを書いている12月28日の夜になったって納得出来ていない。 人生こういう体験をすると、ラリーやレースで泣いた人の気持ちや、さらにモータースポーツ以外の競技で挫折した気持ちも理解出来る。物書きにとって案外大切な体験なのかもしれません、と前向きに考えられるようになるのはいつか?そんな自動車ヒョウロンカですが2025年もよろしくお願いします!