あなたの休憩、「ぜんぜん疲れが取れない」休み方になってるかも...⁈ 現代人に必要な「攻めの休養」の取り方とは
活力をためる“攻めの休養” 3TIPS
①だらだらと休まず、積極的に休む 「一日中ベッドでごろごろしたり、ソファで横になって動画を見まくるといった休み方は疲労をゼロにすることはできても活力を高めることはできません。休むときは“自分で決めて休む”ことが大切」(片野先生) 「海外でもシエスタを大切にしていますよね。例えば移動時間など、休めそうな時間を確保して、少しうとうとしてみるのはいかがでしょうか? 短時間でも体を休める効果のあるバレリアンを数滴たらした飲み物をとって、シルク製のアイマスクをして20分ほど休憩するだけで、かなり活力が出ますよ」(森田さん) ②疲れているときこそ、軽い運動を 「運動と休養は正反対のように思えますが、実は適度な運動をするほうが疲労は回復します。というのも血液の流れがよくなり、細胞のひとつひとつにしっかりと酸素と栄養を運ぶことができるから。それによって老廃物の排出が促されてリンパの流れがよくなり、疲労感が軽減するのです。昼間に適度な運動をすると夜に副交感神経が高まって睡眠の質が上がる効果も。具体的にはヨガ、ストレッチ、ウォーキングなどがよいでしょう。もちろん疲れるほどのハードな運動は逆効果。あくまでも体を軽く動かすことが大切」(片野先生) ③まわりの環境を変えてみる 「引っ越しや転職など大がかりなものでなくてもかまいません。例えば、普段とまったく違う環境に身をおけるのが旅行。ほかにも家具の配置を変えたり、カーテンを替える、整理整頓するのもいいでしょう」(片野先生) 「出張先で少し時間ができたらぱっと観光に行くのもリフレッシュできていいですね。日常では、定例のミーティングを会議室ではなく、好きなカフェでおいしいコーヒーを飲みながら行うのも気分転換におすすめ。いつも以上にいいアイデアが出てきて逆に仕事がはかどることもあります」(森田さん)
Harper's BAZAAR JP