【静岡県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。修善寺温泉の「恋の橋」で絶景フォトを
◆稲取細野高原のすすき
伊豆半島東海岸の東伊豆町に位置する稲取細野高原は、東京ドーム26個分もの面積を誇る広大な高原。例年10月中旬から11月上旬頃になると高原のすすきが見ごろを迎え、黄金色の輝きを見せる。 広大な野原に生い茂るすすきが夕陽に染まり、風にたなびく様はまるで黄金の海。すすき野原から相模灘、伊豆諸島を一望できる絶景ポイントもたくさんある。 まだ見ぬ絶景「海すすき」を堪能しよう! 稲取細野高原のすすき野原(いなとりほそのこうげんのすすき) 所在地 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
◆大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」
大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」は、南アルプスまで大井川に沿って北上する、見どころたっぷりの風景街道。特に牧之原台地から始まる大井川筋は「お茶街道」としても有名で、日本屈指の茶所の風景を満喫できる。 南アルプスの麓を源とする清流、大井川沿いに広がる大茶園の中を、ほぼ毎日SL列車が黒煙を吹き上げながら力強く駆け抜ける姿は必見。 秋が深まると、白くて小さなお茶の花が咲き始め、全国でも珍しいSL列車と大自然に囲まれた茶園風景は、お茶どころ・静岡県らしい趣ある景観だ。 大井川流域「南アルプスへの道・お茶の道」(おおいがわりゅういき みなみアルプスへのみち・おちゃのみち) 所在地 静岡県榛原郡川根本町大井川鉄道沿線
◆龍潭寺庭園
龍潭寺は、NHK大河ドラマでも主人公として描かれた、井伊直虎のゆかりの寺であり、彦根藩・井伊家40代を祀る菩提寺。境内にある龍潭寺庭園は、江戸時代を代表する作庭家で、現・滋賀県長浜市出身の小堀遠州が手掛けた池泉観賞式庭園で、国指定の名勝であり、東海一の名園とうたわれている。 井伊家の「井伊」という名も、龍潭寺のある「井伊谷」に由来する。井伊家のルーツとも言える地域だ。 庭園は、四季折々の変化に富み、見ているだけで癒やされる。例年11月中旬から12月上旬頃には、ドウダンツツジが赤く色づき、サツキの緑と見事なコントラストを見せてくれる。 静寂の中で美しい庭園を眺めながら心を研ぎ澄ませたいなら、おすすめの場所。 龍潭寺庭園(りょうたんじていえん) 所在地 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989