AKB48期待の14歳・長谷川百々花、突然の活動終了 音楽番組センター抜てき直後に何が
AKB48チーム8の長谷川百々花(14)の活動終了が26日発表された。同グループの公式ブログでは長谷川からの活動辞退の意向を受けて協議した結果としているが、その2日前には地上波の音楽番組でセンターに抜てきされたばかり。ファンは大きなショックを受けている。将来を嘱望されていたメンバーにいったい何が起きたのか。
チーム8福島県代表として活躍
AKB48のチーム8は2014年に結成、それまで同グループが掲げてきた「会いに行けるアイドル」とはカラーが異なり、メンバーのほうから全国のファンに「会いに行くアイドル」をコンセプトにスタートした。47都道府県から1人ずつ代表が選ばれるというスタイルで、長谷川は2019年に加入し福島県代表として活躍してきた。青森県代表の横山結衣さん(20)、山形県代表の御供茉白(15)、宮城県代表の佐藤朱(24)とともに2020年度「とうほく創生Genkiプロジェクト」PR大使でもあった(秋田県、岩手県は現在代表メンバーがいない)。グループ最年というフレッシュさで、24日日放送の音楽番組「Premium Music 2021」(日本テレビ系)ではヒット曲メドレーの最初の「フライングゲット」でセンターに抜てきされネット上でも話題になったばかりだった。 グループを運営する株式会社DHは「福島県代表・長谷川百々花につきまして、活動辞退の意向を受け、今後の活動について協議した結果、本日・3月26日(金)付で、弊社との専属マネジメント契約を合意解約することとなりました。それに伴い、AKB48チーム8メンバーとしての活動を終了することとなりましたのでご報告させていただきます。突然のお知らせとなりまして、お世話になりました関係者の皆様、これまで応援いただきましたファンの皆様には心よりお詫び申し上げます」と、謝罪とともに報告した。
「喪失感でいっぱい」ファン嘆きの声
「地上波の音楽番組でセンターというのは大抜てきと言っていい。ルックスも定評があり、放送後は『あのかわいい子は誰?』とネットも盛り上がっていました。AKB48としてはこれからどんどんプッシュしていきたいメンバーの一人であったことは間違いありません。本人が活動辞退の意向とのことですがそこにはやはり原因があって、契約を継続するに足る信頼関係を損なうことがあったようです」(スポーツ紙50代男性記者) ネット上にはさまざまな憶測が乱れ飛んでいる状況だが、公式発表では「本人の活動辞退の意向を受けて協議の結果、合意の上、専属契約を解約した」という以外のことは出てこない。 突然の活動終了に動揺したのはファンだけではないようだ。チームAの山根涼羽(20)はこの事態を受けてまもなく、自身のツイッターに「どうする事も出来ませんがファンの方の気持ちを考えると胸が苦しいです。大丈夫ですか…そしてAKBとしては大切に慎重に育てたかったなぁ。勿体ない…という気持ちです。(誰)(すみません)何も分からないので難しい気持ちですが、色んな方に穏やかな時間が流れますように」と無念の思いをツイート。ファンも「あのフラゲ(フライングゲット)のセンターを見た時はAKBの希望の星が発見されたと喜んだのですが」「今は喪失感でいっぱいですただただ勿体無い。残念。可愛くて若くてこれからで、楽しみだったのに」と、残念な思いを寄せている。 長谷川は出演予定だった27日開幕のチーム8単独舞台第4弾「マジムリ学園 蕾‐RAI‐」(天王洲銀河劇場)も降板。トリプルキャストの予定だった真中花梨(カリン)役は坂川陽香、徳永羚海によるダブルキャストで上演と変更された。これから人気が跳ねるか、と期待された矢先の活動終了だけになんとも残念だが、まだ14歳という若さだ。もしこれからも芸能活動を続けるのであれば、いつか再び会える機会も訪れるだろう。 (文:志和浩司)