茨城ロボッツが残留8人、新加入5人でロスター確定…GMが編成意図を説明
茨城ロボッツは7月12日、2024-25シーズンのロスターが確定したことを発表。落慶久ゼネラルマネージャーが公式HPで編成意図を説明した。 2023-24シーズン途中からアシスタントコーチを務めていたクリス・ホルム氏がヘッドコーチに昇格。在籍2シーズン目を迎える東島奨ACに加え、京都ハンナリーズから井堀真緒ACを招へいした。 選手はモサクダミロラ、浅井修伍、チェハーレス・タプスコット、中村功平、久岡幸太郎、エリック・ジェイコブセン、平尾充庸、鶴巻啓太の8人が残留。山口颯斗が長崎ヴェルカ、ルーク・メイが名古屋ダイヤモンドドルフィンズと、主軸2人を中心に7人がチームを離れたが、長谷川暢、駒沢颯、遠藤善、ロバート・フランクス、サン・シャオを獲得した。 落GMによると「選手及びクラブとの関係性に優れ、B1での戦い方を熟知しているHCを中心としたチームスタッフ陣の組閣」、「チームの勝利とそのための役割を理解し、チームカルチャー醸成にコミットできる選手」、「中長期的にクラブの核になる、もしくは核になりうる選手」、「ゲームをコントロールでき、アップテンポなバスケットを体現できる選手」、「ディフェンスでチームに献身的に貢献でき、バスケットIQが高い選手」の5点を重視。選手編成について次のようにコメントした。 「昨シーズンに比べると若干アンダーサイズになりますが、選手一人ひとりがチームでの役割を強く認識し、フィジカルにアップテンポなバスケットボールを展開できることを重視する考えでロスターを組みました。従来のポジション(PG、SG、SF、PF、C)ではなく、『役割』や『ユーティリティー性』などのバランスを重視し、昨シーズンの課題であった『ディフェンス力の向上』については、サイズよりアジリティ、アスレティック能力の高さやフィジカルの強さなどを重視して編成をしました。アンダーサイズであっても、コートに出ている選手全員が常に高いプレッシャーをかけながら、素早いローテーションとチームディフェンスを実現し、リーグ内のディフェンスレーティングのワースト1を脱却できると考えています」 「オフェンスについては、選手一人ひとりが求められている『役割』の遂行力とポテンシャルが高く複数のポジションをこなせる選手でロスターを確定することが出来たと考えています。また、新規加入の日本人選手は、B1、B2問わず既にチームの中核をなし、プレータイムを得ており、経験豊富なメンバーに加入してもらうことができました。昨シーズンの課題の一つである試合のクロージング等のコート内マネジメントについても、経験を発揮してくれると考えています。ロスター選手全員、バスケIQが高く、より効率的に『ROBOTS SPEED』を体感でき、魅力的なオフェンスを展開していくことができます」 「メイン選手、中核をなす選手を置きながら、ロスター選手全員でプレータイムをシェアし、レギュラーシーズン60試合という長丁場且つハードスケジュールの中でも安定的で高い強度、ハイスピードなバスケットを実践し、勝利につなげるマネジメントが可能になると考えています。結果として、ポジションではPG、SG表記の選手が多くなっているものの、我々が目指すバスケットボールを体現できる選手で編成することができたと考えています」 リリースではチーム像およびチームカルチャー、コーチ・スタッフ編成、選手一人ひとりについても説明。落GMは「チームとして日々成長すること、常にステップアップするマインドを持ち続け、チームとして、メンバー・スタッフ一人ひとりとして、今までの結果、実績を『GET OVER』し続け、戦ってまいります。引き続き応援の程、宜しくお願いいたします。Go Go Robots!!」と意気込んだ。 茨城の2024-25シーズンロスターは以下のとおり。 ■茨城ロボッツ 2024-25シーズンロスター ヘッドコーチ:クリス・ホルム NEW #0 SF/PF ロバート・フランクス NEW #2 PG/SG モサクダミロラ #3 PG 長谷川暢 NEW #7 SF 浅井修伍 #11 PF チェハーレス・タプスコット #13 PG/SG 中村功平 #14 PG 久岡幸太郎 #17 PG 駒沢颯 NEW #21 PF/C エリック・ジェイコブセン #24 C サン・シャオ NEW #25 PG 平尾充庸 #29 SG/SF 鶴巻啓太 #34 SG 遠藤善 NEW
BASKETBALL KING