新生ランチアはイプシロンで再び栄光を手にする! 新型「ランチア イプシロン」をスタジオでチェック!
Lancia Ypsilon(ランチア イプシロン): 新型イプシロンは、ランチアを再び成功への道へと導く!
イタリア市場専用に用意される1,906台限定のカッシーナとの特別コラボモデルは奪い合いになること必至。価格、デザイン、走り、そして装備の全情報! 新生ランチアはイプシロンで再び栄光を手にする! 新型「ランチア イプシロン」をスタジオでチェック!
ランチアはプレミアムブランドになりたい
ランチアが再び戻ってきた!ステランティスは、新たなルネッサンスを成功させるためのプレミアムブランドとしてランチアを選んだ。2024年以降、2年ごとに合計3つのニューモデルが市場に投入される。最初のモデルは、夏に発売される小型の「イプシロン」である。
「イプシロン」はランチアの絶対的なベストセラーである。このサクセスストーリーは、新型モデルでも継続される予定だが、イタリア側は将来的に異なる道を歩み、プレミアムセグメントに位置づけたいと考えている。
「ストラトス」、「フルビア」、「ベータ モンテカルロ」・・・。プレスリリースを読んだとき、それが本当に「イプシロン」のことなのか、それともブランドの肖像画のことなのか、よくわからなかった。もちろん、ランチアはその歴史に誇りを持っているが、新しいモデルは何よりも独立したものでなければならない。特にこのクルマがブランドを活性化させるものであるならば。
価格は約4万ユーロ(約640万円)から?
新しい販売戦略により、イプシロンがドイツで販売されるのは2025年夏以降となる。プレミアムスモールカーの価格がいくらになるかは、まだわからない。「オペル コルサe(38,045ユーロ=約608万円から)」と「プジョーe-208(35,425ユーロ=約566万円から)のベース価格を考えると、イプシロンが40,000ユーロ(約640万円)前後からスタートしてもおかしくはない。
プレミアムであろうとなかろうと、小型車にしては高価だ。しかし、イタリア人はアップグレードによって意図的に新しいターゲットグループを獲得したいと考えており、必然的に高価になる。「イプシロン」がランチアを成功への道に戻すかどうかは、まだわからない。
独立したデザインのランチア イプシロン
5代目となるイプシロンのデザインがグループ内のどれにも共通しないことは、トリノのチェントロスティーレに入った瞬間に明らかになる。この小型車はステランティスのCMPプラットフォームをベースにしており、技術的にはオペル コルサやプジョー208と密接な関係にあるが、外観上は独自のものである。