AKB48小田えりな、清水麻璃亜が移籍を緊急発表 新たなチャレンジへ
歌で勝負の小田、芝居で頑張る清水
- これからやりたいことを聞かせてください 小田 歌がもともと好きでAKB48に入ったので、ミュージカルにも出たいし、ソロコンサートは絶対やりたいことの一つです。あとは子どもが好きなので、歌のおねえさん的なお仕事もできたらと思います。 清水 私は2020年の目標にソログラビア、主演舞台、コンサートでトロッコに乗ることの3つを掲げて、トロッコとグラビアはかなったので、あとは舞台で主演を務められたらなと。トロッコもグラビアも何度もやりたいですけど(笑)。他には、調理師免許を持っているのでそれを活かせるようなお仕事もたくさんしてみたいです。 - お二人からそれぞれミュージカル、舞台という言葉が出てきましたね 小田 過去に舞台に立たせていただいたとき、稽古していても周りの方々がすごいなと感じることばっかりで、自分が思うようにできない悔しさを噛み締めていました。これから先輩方からお芝居はもちろん、いろんなことを学びたいなって思っています。スキルアップしたいです。 清水 私は舞台のほかにも映画がすごく好きなんです。最近では「長いお別れ」という映画を5回ぐらい観ました。山崎努さんが認知症のお父さん役で、すごくやさしいお話で感激しました。私もああいう作品にいつか出てみたいです。そのためにも、もっとお芝居の勉強と経験を積みたいです。 - これからもアイドル活動は継続するんですよね 小田 もちろんです。私はもともとステージで歌って踊ることが大好きでこの世界に入りましたし、アイドルはやっぱりみんなに元気を届けることが仕事だと思います。チーム8は「会いに行くアイドル」として各都道府県にコンサートやイベントで会いに行くという特徴があるチームですが、コロナ禍の折、現在ではなかなか難しい面があります。でも会えない期間も皆さんに楽しんでいただけるように、もっと頑張りたいです。 清水 私も同じ気持ちです。今年はコロナ禍でステージに立てない時期もありましたが、久しぶりにメンバーとステージに立つと本当に楽しくて、アイドルになれて良かったなって思います。でも、自分が少女の頃に夢見ていたアイドルのように、今の自分はなれているのかなって考えることもあります。とにかく元気に楽しくしている姿を見せることができれば、きっと楽しんでもらえるはず、と思ってこれからも頑張ります。 オフのときは「めちゃくちゃ寝てます」とそろって笑う小田と清水。プライベートでは温泉旅行にも行く仲とか。二人の新しいチャレンジに期待したい。 ■小田えりな(おだ・えりな) 1997年4月25日神奈川県出身。AKB48チーム8およびチームKメンバー。 2014年「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に神奈川県代表として合格しデビュー。17年、AKB48の48枚目のシングル「願いごとの持ち腐れ」で、AKB48のシングル表題曲における初選抜入り。歌唱力には定評があり、AKB48グループ全体でも高い評価を受けている。 ■清水麻璃亜(しみず・まりあ) 1997年9月29日群馬県出身。AKB48チーム8およびチームBメンバー。 2014年「AKB48 Team 8 全国一斉オーディション」に群馬県代表として合格しデビュー。AKB48グループとしては初の群馬県出身メンバーで、15年には「ぐんま観光特使」に就任。今年11月14~23日まで舞台「岸和田少年愚連隊」に出演。
(写真・文:志和浩司)