野菜好きも肉好きも喜ぶ簡単アメリカンタコスレシピ!
暖かくなってくると無性に食べたくなるタコス。アウトドアでも人気の定番メニューですね。 【写真10枚】味の決め手はチリパウダー。ビーンズサルサ、チリミートの2つのタコスレシピを写真で見る タコスは、大人数で集うグルキャンなど、ゲストの食の嗜好が分からないときのメニューとしても重宝する一品です。 各々が自分好みにトッピングするタコスは、野菜好きの人も、肉好きの人も、また、たくさん食べる人も小食の人にも、誰もが気兼ねなく楽しむことができる、みんなにやさしいメニューです。
野菜好きも、肉好きも、みんなが楽しめるハッピーメニュー『アメリカンタコス』
春の陽気に誘われて、今年も早速、初タコスを楽しんできました。サルサに、ミックスビーンズを入れるのが我が家流。数種類の豆が入ることで、野菜だけでも食べ応えのあるタコスになります。 【アメリカンタコスのレシピ】 【材料】 タコシェル(トルティーヤを油で揚げたもの) 1箱(12枚) サニーレタス(プチトマトやパクチーなど好みの野菜) 適量 アボカド 1個 レモン 1個 シュレッドチーズ 適量 タバスコ(好みで) <ビーンズサルサ> ミックスビーンズ 1缶 にんにく(すりおろし) 1/2片 唐辛子(好みで) 少々 セロリ(好みで) 1/2本 塩、こしょう 少々 チリパウダー 少々 オリーブオイル 少々 <チリミート> 牛肉 100g チリパウダー 小さじ1~2 ケチャップ 大さじ1/2 塩 少々 こしょう 少々 オリーブオイル 適量 <下準備> サニーレタスは、洗って水けを切り、太めの千切りにする。 アーリーレッドは粗みじん切り、プチトマトは1/2か1/4等分にカットする。 レモンはくし切りにする。 アボカドは、さいの目切りにし、くし切りにした1カットのレモン果汁をかけておく。 チーズは、小皿に盛る。 <作り方> (1)ビーンズサルサ作り。ボウルに、ミックスビーンズ、さいの目切りにしたセロリ、すりおろしにんにく、塩、こしょう、チリパウダー、唐辛子、1カット分のレモン果汁を入れ混ぜ合わせ、最後にオリーブオイルを回し入れる。 (2)プチトマトとアーリーレッドを混ぜ合わせて、シェラカップ(小皿)に入れる。 (3)チリミート作り。フライパンにオリーブオイルを熱し、牛ひき肉、塩、胡椒、チリパウダー、ケチャップを入れて中火で炒める。 (4)タコシェルにサニーレタスを敷いて、サルサやフレッシュ野菜、チリミート、チーズなど、自分好みにトッピングしていただきます。 ◆タコスの味の決め手『チリパウダー』 このスパイスひとつでタコスの味はほぼ完成。ブランドによってスパイスのチョイスやブレンドが違うのでいろいろ試して、自分好みのチリパウダーを探してみるのもいいですね。 ◆アメリカンタコスとメキシカンタコスの違い タコスには、とうもろこしの粉で作った柔らかい生地の「トルティーヤ」とタコスをU字の形に揚げた「タコシェル」があります。 ちなみに、日本で人気の「ナチョス」や「チリコンカン」などは「テックス・メックス料理」、アメリカンスタイルのメキシコ料理です。 ◆家で、現地で、のんびり楽しむために タコスの準備は、ソロ、カップルや家族など少人数の時には、事前に自宅で作ったものを持参するとキャンプ場でゆっくりと過ごすことができます。一方、グルキャンなど大人数のときは、準備の段階からみんなでワイワイ楽しんで過ごしましょう。 Have a nice camp! 私が書きました! 料理研究家 小牧由美 名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、プラントベースの料理や旬の素材を使ったレシピの提供、商品開発などをおこなっている。
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