中日ドラゴンズ・石川昂弥(C)産経新聞社

8月16日～18日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。

東京ヤクルトスワローズ vs 広島東洋カープ

5位タイのヤクルトと首位の広島が対戦。16日の試合は台風接近のため中止が発表されている。 ヤクルトは長岡秀樹が好調だ。8月は13試合中11試合で安打を放ち、打率.434（53打数23安打）、3本塁打、7打点の好成績をマーク。現在6試合連続安打中で、11日から13日まで3試合連続で猛打賞を記録した。 本拠地でのDeNA戦を劇的なサヨナラ劇で飾った広島。サヨナラ弾を放った菊池涼介は8月、11試合で打率.300（40打数12安打）、1本塁打、4打点の好成績を残している。劇的な一発を放ち、ここからさらに調子を上げていきそうだ。

横浜DeNAベイスターズ vs 読売ジャイアンツ

4位のDeNAと2位の巨人が対戦。16日の試合は台風接近のため中止が発表されている。 DeNAの注目は梶原昂希。8月は出場12試合中11試合で安打を放ち、打率.404（52打数21安打）、1本塁打、5打点と打ちまくっている。10日のヤクルト戦では5安打を放つなど絶好調だ。 1ゲーム差で首位を追う巨人は、浅野翔吾に注目したい。これまで活躍を見せてきたヘルナンデスが離脱し、12日に昇格。13日は代打だったが14日には8番・右翼でスタメン出場し、今季初安打となるグランドスラムを放ってみせた。

中日ドラゴンズ vs 阪神タイガース

5位タイの中日と3位の阪神が対戦。 中日の注目は石川昂弥。8月6日の昇格以降、9試合で打率.324（37打数12安打）、2本塁打、6打点と好調をキープ。8日の試合では広いバンテリンドームナゴヤのライトスタントに一発を叩き込んでみせた。この試合でも自慢の打撃で、先発の小笠原慎之介を援護したい。 阪神はビーズリーが先発。今季は9試合で6勝1敗、防御率1.63と安定感抜群。6月15日に今季初黒星を喫したものの、以降は負けなしの3連勝中だ。今季初対戦となる中日を相手に好投し、4連勝といきたい。