ドジャースのラックス放出で大谷翔平に〝感謝〟の韓国メディア「7億ドルの身代金」
ドジャースがギャビン・ラックス内野手(27)をレッズにトレードしたと6日(日本時間7日)にMLB公式サイトが報じ、衝撃が広がっている。 最も盛り上がっているのは、3日(同4日)にドジャース移籍が決まった金慧成内野手(キム・ヘソン=25)の母国・韓国だ。念願がかなってメジャーへの道は開かれたものの、決定当初の二遊間はMVP男・ベッツやラックスらで飽和状態。米韓メディアも「バックアップ要員」と位置づけ、キム・ヘソンを獲得したこと自体に疑問を投げかけるものまであった。 ところが、ラックスの電撃トレードで状況は急変。レギュラーとして出場できるチャンスも生まれ、韓国はすっかりお祭り騒ぎとなっている。 7日の「スポーツ朝鮮」(電子版)は大谷翔平投手(30)とキム・ハソンの代理人事務所がともに「CAA」とあって「大谷の代理人はすべて想定していたのか。これが有力なスーパースターを抱える大物エージェントなのか」と驚嘆。「ネズ・バレロ代理人を筆頭に、米国の球団事情を誰よりも熟知している」とラックスの放出を事前に察知していた可能性に触れ「特にドジャースとCAAは密接な関係にあるに違いない。CAAは昨年、大谷とドジャースを結びつけた。彼は7億ドルという身代金でドジャースをコントロールできる立場にある。そのためドジャースはある程度、大谷とCAAに注目せざるを得ない。当然、CAAはドジャース内部の空気や情報を誰よりも早くキャッチできる」と〝感謝〟した。 何はともあれ、レギュラー取りに前進したことは確か。同メディアは「メジャーリーグ入りのポジションを求めることが、かなり容易になった」と喜びに沸いている。
東スポWEB