新NISA2年目の意外な「落とし穴」…経済アナリストが語る「活用やめた人」「ほぼ退場を余儀なくされた人」残念事例
SNS上には真贋入り交じった投資情報、偽情報も
とりわけ収入が少ない若年層は、結婚や子育てなどのライフイベントを頭に入れながら計画的な運用が欠かせないはずだ。投資に回せば運用益が得られるからと生活費を削ってばかりいると思わぬ失敗を招くこともある。定期的に投資状況を見直し、必要に応じた調整も重要となるだろう。 新NISA元年の2024年は株価が上昇傾向だったものの、2025年はどうなるのか確実なことは誰にもわからない。SNS上には真贋入り交じった投資情報、偽情報も拡散されている。国は「貯蓄から投資へ」の流れを加速させる方針だが、大事なことは「自分のお金は、自分で守る」という意識だ。新NISA2年目の「落とし穴」に落下しないためには、より自らのアンテナを高くして資産形成プロセスを歩む必要があるだろう。
佐藤健太