ええええ、2400万もすんの!? 2000年代の三菱車がスゴイことになってる件
日本のスポーツカーが海外で人気だという知らせは、日本人としてはうれしいものである。しかし、度を超えると…正直驚きの方が勝る。今回のニュースは、新車価格の5倍近い値段で落札された、日本が誇る名スポーツカー「ランエボ」のお話である。みなさんはどう思われます? 【画像ギャラリー】ほぼ新車じゃん!!約2400万で落札されたキレイすぎるランエボIX MRの姿がコレ(10枚) 文:古賀貴司(自動車王国)写真:ベストカー編集部
■ついにランエボが2000万円オーバーに…
中古車に定価は存在しない。そして、供給量が増えることはなく、中古車相場は需要と供給が支配している。とはいえ、まさか三菱ランサーエボリューションが約2400万円もする時代がやって来るとは想像できなかったはずだ。 アメリカのオンライン自動車オークションサイト「Bring A Trailer」で先日、2007年式三菱ランサーエボリューションIX MR」が16万1000ドル(約2400万円)で落札された。 走行距離が僅か461マイル(約742)だった、というのが大きな要因だろうが、それにしても…である。そしてこの車両、完全にノーマル状態を維持している、ということも高額落札に繋がったようだ。
■いずれ日本の相場にも影響を及ぼす!?
出品者が新車時、ディーラーに支払った総額は3万7424ドル。現在は約5倍の価格で売却されたことになる。もちろん、Bring A Trailerで売却された中で最高額のランサーエボリューションとなった。 かつての最高金額は2022年に落札された2台のランサーエボリューションIX(2,200マイル走行のスペシャルエディションと809マイル走行のMR)で、いずれも9万ドルだった。 では、日本での相場がどのくらいか気になったので見てみると、走行距離が少なく改造が施されていないもので1,000万円弱だ。 今回のアメリカでの落札価格は、いずれ日本におけるランサーエボリューション相場へも影響を及ぼすことだろう。それにしても高い…、高過ぎる…と言いたくなるものだが、これが中古車相場の面白いところでもある。