球をつかまえたいならサッカーボールを蹴れ!? コリン・モリカワのスウィングに学ぶ!【人気ゴルフYouTuber原田修平プロの短期集中連載】
【ポイント②】「コリンのインパクトの形」を身に付けるために自宅でやること、出来ること 「インパクトでは体(胸)の開きを抑える『左のカウンター』が必要です。左のカウンターというにはスウィングにブレーキをかけ、その反動で加速するという動きで、以前は『左サイドの壁』とか『左脇を締める』と言われたものをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。 コリンの場合、背中を丸めて左肩で胸の開きを抑える動きがカウンターになっています。この動きに似ているのがサッカーボールをキックする動きです。右足でキックをする場合は、軸足の左足を踏み込んでカウンターにして、右腰を回し右足を振り抜きます。蹴った後は、コリンのように体をくの字に縮めた形になっていますよね。 この『サッカーボールキック』をドリルにして、室内で動きをイメージしたり、実際の屋外でボールを蹴ってみて、軸足の踏ん張りなどを体感してみてください。正月休みでなまった体をほぐす意味でも良いですよ」
【ポイント③】実際にコリンのように「腰が回っても球がつかまるスウィング」をやってみよう 「コリンは左の手首が手のひら側に折れる掌屈になっていて、これはトップでフェースの向きがやや閉じた状態になるグリップの形です。この手首の角度のままで腰を早く回転さるとインパクトでフェースはスクエアに戻ります。あとは、インパクトで体の左サイドでカウンター入れて胸を開きが抑えられれば球はつかまります。どちらかというとインパクトで終わりみたいな、フォロースルーはあまり意識をしなくていいスウィングです」 アナタはこのプログラムを終えた時には『コリン・モリカワのような体の左サイドのカウンター』が身に付き、つかまらないスライスボールはもう出なくなっているだろう。 原田修平の「悪い癖解消プログラム」第4弾は終了。第5弾も乞うご期待。 文/古屋雅章 撮影/小林司 協力/ゴルフスタジオPGST
みんゴル取材班
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