甘いものが苦手なのに、職場で毎月「お菓子代」として500円徴収されます。しかも私は新人なので「退勤後」に買い出し係をするためモヤモヤするのですが、些細なことと諦めるべきでしょうか…?
仕事中にお菓子を食べてホッと一息つく人も多いでしょう。しかし、中には従業員同士で買い置き用のお菓子代を負担して、業務時間外に買いに行かなければいけない職場もあります。 お菓子を食べない人にとっては、お金と時間の無駄に感じるかもしれません。本記事ではこのような慣習があるときの対処法について解説します。 ▼毎日「8時50分」から朝礼が! 定時は9時だけど「残業代」は請求できる?「義務」か判断するポイントとは?
職場のお菓子代は必ず払うもの?
休憩室にお菓子が置いてあり、従業員が自由に食べられるようになっている職場も多いことでしょう。お菓子が福利厚生で用意されていればいいのですが、従業員同士で負担している職場もあります。 お菓子を食べない人にとっては払い損となってしまい、金銭的な負担を感じることもあるでしょう。また退勤後や休日などプライベートな時間を使って買いに行く場合、不公平感が増すのではないでしょうか。 シンプルに考えると「自分が食べないのであれば、お金を払う必要はない」といえます。しかし、このようなルールは従業員全員が支払うことが暗黙の了解になっていることも多く、なかなか断りづらいものです。
おやつ代の徴収を断るには
おやつ代の徴収を断るのはなかなか難しいことでしょう。そのような場合の対処法をご紹介します。 ◆健康上の問題を理由にする 「健康診断でお菓子を控えるよう言われた」「肌が荒れやすいのでお菓子を食べないようにしている」など自分の健康面や体質を理由に断ってみましょう。体をいたわりたいという理由であれば、無理にすすめてくる人は少ないことが予想されます。 ◆代わりのものを購入する お菓子以外のものを購入するのも1つの方法です。甘いお菓子が苦手なのであれば、ガムやコーヒーなどの嗜好(しこう)食品を用意してもらうのも良いかもしれません。自分が口にできる食品が少しでもあれば、おやつ代を徴収されたとしても納得しやすいのではないでしょうか。 ◆金額を減らしてもらう 徴収されるお金を少し減らしてもらえないか打診するのも良いでしょう。周囲が払っている中で自分だけ一切払わないとなると、どうしても角が立ちやすいものです。「ほとんど食べないので半額にしてくれないか」と聞いてみることで、和を乱さないようにしつつ金銭的な負担が減る可能性があります。