大人アイドルprediaが解散発表 前向きに出した結論 あと200日
唯一無二の“大人アイドル”グループとして活動を続けてきたpredia(プレディア)が17日、2022年6月に行うファイナルライブをもって解散することを発表した。2010年の結成以来「可愛いだけじゃ物足りない、大人の遊び場へようこそ」をキャッチフレーズに若年層中心の女性アイドルグループが多い中、大人の魅力と個性、確かなパフォーマンス力でファンを惹きつけてきた。 【写真特集】解散発表のpredia 個性豊かなメンバーたち(50音順)
残すところ200日 最後まで感謝を込めて
公式サイトで「prediaから皆様へ大切なお知らせ」と題し、「この度、prediaは2022年6月5日に行いますファイナルライブをもちまして、解散いたしますことをご報告申し上げます」と発表。これまで長年に渡り活動を応援してきたファンと関係者に感謝の気持ちを表明しながら「昨年度よりライブ活動等が制限される中で、メンバーと今後の活動につきまして幾度も話し合い、体力面での不安や、今後の活動の先行きが見えない中で、全員で前向きに導き出した結論となります」と解散に至った経緯を説明している。 残すところ200日の活動期間となったpredia。公式サイトでは解散の発表に続いて桜子、沢口けいこ、まえだゆう、水野まい、湊あかね、村上瑠美奈(50音順)と各メンバーのコメントもそれぞれ掲載されているがいずれもこれまでの応援に厚く感謝を述べるとともに、解散までその感謝の気持ちを込めて精一杯歌い続けていく決意をつづっている。水野によると「以前よりメンバーそれぞれの将来について話し合いを重ねてきました。その中でprediaという形を残すことも話し合いましたが、『ずっと頑張ってきたこの6人で続けられないのであれば』という思いもあり、最終的に解散という道を選ぶこととなりました」という。また湊は「とても居心地がよくて、家族と同じくらい大切なメンバーとの11年間はいつまでも終わらない青春でした。とっても寂しいけど、私達で決めた事だから最後の日までprediaとして誇れる姿で終わりを迎えたいと思ってます」と心境を語っている。 これを受けてSNSには「残念すぎる。日本武道館prediaなら実現できるのではと思っていた」「衝撃が大き過ぎて気持ちの整理がつきません」「信じたくないよなあ」などファンからの解散を惜しむ声が多数寄せられている。 (写真と文・志和浩司)