Moto2:初日トップの小椋藍が欠場。プラクティス2の転倒で右手を骨折/MotoGP第11戦オーストリアGP
8月17日、レッドブル・リンクで開催中の2024年MotoGP第11戦オーストリアGPで、転倒を喫したMoto2クラスの小椋藍(MT Helmets – MSI)が右手を負傷したため、欠場することが明らかとなった。 【写真】小椋藍(MT Helmets – MSI)/2024MotoGP第11戦オーストリアGP 今大会を前に、2025年はトラックハウス・レーシングからMotoGPクラスへの昇格が決まった小椋。さらに計10戦終了時点では、ランキングトップのセルジオ・ガルシア(MT Helmets – MSI)と18ポイント差と、チャンピオン争いも見据えている。 そんな小椋は第11戦オーストリアGPの初日に実施されたフリープラクティス、プラクティス1とともにトップタイムで終える好走ぶりを発揮。ところが、土曜日の午前に行われたプラクティス2の終盤に2コーナーの立ち上がりで転倒を喫してしまう。 その後メディカルセンターに向かい検査を受けたところ、右手の骨折が確認された。そして不適合と診断されたため、予選以降のセッションを欠場することが明らかとなった。 初日から好走を披露しており優勝経験のあるサーキットで、ランキングでもトップと18ポイント差にまで詰め寄ってただけに、予選以降に小椋の走りが見れないことは残念だ。次戦の第12戦アラゴンGPは、1週間のインターバルを挟んで開催される。小椋の早期回復と復帰を願いたい。 [オートスポーツweb 2024年08月17日]