DAY2、鬼門は2箇所。これをクリアすれば無事完走だ!【最新国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.7】
DAY2 いよいよ鉄板ポイントへ
DAY2は、鉄板のことだけが気がかり。また後続ライダーに迷惑をかけたら申し訳ない。そんな気持ちでルートを走る私。バイクに慣れてきてペースも上がり、いよいよ例の鉄板ポイントへ(写真を撮る暇もなく、文章だけで申し訳ないですが、想像でお願いします)。 するとヘルプ要員の方が1人立っているではありませんか!これでだいぶ気が楽になりましたが、できればノーヘルプでクリアしてみたいと思い、フロントを浮かそうとしましたが、思うようにできませんでした。これはしっかり練習しておこうと思います。 結局ヘルパーさんに前輪を引き上げていただきクリア。後続にも追いつかれずにすみました。その後も同じような滑る橋があり、初日は勢いで普通にクリアできたのですが、2日目はなぜか意識してしまい、バイクを降りてそ~とアクセルを開けながらクリアしました。遅くても確実に前に進むのはアジアクロスカントリーラリー参戦で学んだことでした。 鬼門のXTのヒルクライム、この日は最初からエスケープライン狙いで行きましたが、なぜか初日のようにうまく行きません。エスケープとはいえ、鋭角にターン~登坂しなくてはならず、実はハードエンデューロのようなセクション。しかし後輪が滑って谷側に落ちてしまい苦戦しました。 今回は1日目の終わりにタイヤ交換をしなかったので角に丸みがあり、出だしのグリップ力がやや落ちていたのかもしれません。結局初日に10分28秒.01だったのが、2日めは8分11秒50。タイムだけ見ると短縮できていますが、上手くこなせなかっことにドッと疲れました。 ちなみにここ、エスケープを使わずに登れればおそらく3分台で走れるコースです。同じCRF250Lの高橋店長もエスケープを使っていますし(IAの世利選手はもちろん直登で、2日めは2分34秒55で回っています 驚)、もう1回登ることになっても、自分の実力では果たして直登できるのか想像できません。 レーサーなら何度転倒しても起こしやすくダメージも少ないのでトライできますが、CRF250Lでそれをやる気にはならないのです。まあ、結局自分の腕を磨くしかないわけですが。
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