【K―1】金子晃大がジクレーブに完勝で〝ナチュラル〟を強調「検査して陰性って出ている」
立ち技格闘技イベント「Kー1 WORLD GP 2024」(12月14日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、K―1スーパーバンタム級王者の金子晃大(27)がアスランベック・ジクレーブ(29=ロシア)に判定で完勝した。 1ラウンド(R)の立ち上がりで相手の出方を伺うような動きを見せた金子は、相手の打撃をディフェンスして致命傷を許さず。中盤には右のストレートをカウンターで顔面に入れてヒザをつかせダウンを奪った。だが2Rは手数を増やしてきた相手に押し込まれる展開になる。それでも終盤にするどい右のパンチを叩き込んでグラつかせるなどペースを譲らなかった。 最終3Rも休みなく打ってくるジクレーブに的確なパンチを返す展開となる。そのまま最後まで打ち合いとなり、試合終了のゴングが鳴らされた。結果は判定に委ねられ、金子が3―0で勝利。対戦相手については「タフだったし、独自のリズムがあった。今までやったことのないリズムだったり、戦い方だったので1個いい経験になったと思います」と振り返った。 また、リング上からは「僕が〝ドーピングしてる〟みたいなのをちょいちょい聞くんですけど、9月のトーナメントで検査して陰性って出ているので。それを言いたかった」とアピールした。 この発言の真意については「よく言われるんで。SNSとかでは言われても気にしないんですけど、結構、普通に関係者みたいな人にも言われることがあって」とまさかの告白。その上で「検査して結果出たんで。ちゃんと言わないと〝やってる〟みたいになっちゃうんで、やっていたら裏切りになるので『やってないですよ』というのをああいう場で言った方がいいと思ったので」と話した。
東スポWEB