【K―1】平本蓮の〝暴走〟に宮田プロデューサーぶ然!「ガキのケンカじゃない」「何やってくれてんだ」
立ち技格闘技イベント「Kー1 WORLD GP 2024」(12月14日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、RIZINラストマンスタンディング王者の平本蓮(26)が見せた行動にKrushの宮田充プロデューサーが不快感をあらわにした。 平本はこの日、K―1のリングに上がるとマイクを持ち、大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)で、自身が率いる「ブラックローズ」で朝倉未来がCEOを務める1分間格闘技「BreakingDown(ブレイキングダウン)」との対抗戦を行うことを示唆。その上で「誰か一緒に素人集団をぶっ殺しませんか。知名度だけついてイキがっている素人たちをぶち殺してやろうかなと思って」とK―1ファイターに〝協力〟を求めた。 これに呼応したのが元K―1ライト級王者の朝久泰央だった。リングに上がると3人で記念撮影するなど協力を宣言。さらに、その後の試合で璃明武に判定勝ちした大久保琉唯も大みそか参戦に意欲を見せた。 この動きにKrushの宮田充プロデューサーは「(10周年の)お祝いで駆けつけてくれたと思ったんですけど…。正直、ぶっちゃけて言うと『何やってくれてんだ』っていうのがあります。あそこで大みそかだかRIZINだか知らないけど、そういうことじゃないし」と事前の相談なしの平本の〝暴走〟だったと明かす。 その上で「朝久から話を聞いたら〝誰も名乗り出ないのはよくないと思って〟とのことだった。全く決まっていない状況で〝決定!〟みたいになるのはちょっと待ってくださいという感じですね。どうしたものか」と、ぶぜんとした表情。そして「〝ちょっと待った〟という感じがあります。そこは平本君と話せばいいのかRIZINさんと話せばいいのか。ちょっと勝手なことをされちゃったなという、残念な気持ちがあります」と当惑した。 その上で今後の対応を「起きてしまったのでどうしようかという…。ファンの人は見たいと思うんですよ」と思案。「K―1の大事な選手ですからガチャガチャした所に出せない。ガキのケンカじゃないんで。仕事なんんで。わけわかんないことで〝ケガしました〟でいい選手じゃないんで」と語気を強めた。果たしてどんな着地を見せるか、注目だ。
前田聡