フィギュア三浦佳生「まだちょっと興奮が」SP初100点台に喜び爆発! 鍵山優真に次いでNHK杯2位発進
◇フィギュアスケートグランプリ(GP)NHK杯〈8日、国立代々木競技場第一体育館〉 【画像】大会連覇へむけて、首位発進の鍵山優真選手 フィギュアスケートのNHK杯男子ショートプラグラムで、自己最高得点となる102.96点を出し、2位に入った三浦佳生選手。得点が発表されると喜びを爆発させました。 冒頭の4回転サルコウからのコンビネーションを成功させ流れに乗ると、スピン、ステップも安定感抜群。後半の4回転トウループも決めるなど、自身初の100点超えをマークしました。 祈るように両手を組みながら得点の発表を待った三浦選手は、得点が発表されると、こん身のガッツポーズ。両手で頭を抱え、喜びを爆発させました。 得点発表後には「まだちょっと興奮が残っていてまだ消化できていないのですがすごくうれしいです」と興奮冷めやらぬ様子。「練習からすごく調子がよくなくて、その中で1個集中してやるという力が今回は試されたと思うのですが、練習から本番まで切り替えられたのが良かったかなと思います」と高得点の要因を分析しました。 中でも、後半の4回転トウループをポイントにあげ、「後半の4回転トウループは疲れてくるところで入ってくるジャンプなので、あそこのトウループが決まるとプログラムとしての質も上がってきて盛り上がりがすごくあるかなと思うので、あそこできれいな4回転ジャンプを決めことができたのですごく良かったです」と笑顔。フリープログラムへ向けては「今日いい点数をもらえたのでこの喜びを1回忘れて明日へ向けてもう1回集中を入れ直してフリーもベストパフォーマンスができたらいいなと思います」と締めました。
トップに立った鍵山優真選手は、105.70点で大会連覇へ好発進。4回転を2つを含む4つのジャンプを完璧に決めるなど、氷上でガッツポーズもみせます。演技後は、三浦選手と抱き合い健闘をたたえあいました。 インタビューでは「演技自体はもうすごく良かったと思います。ガッツポーズはしましたけど、本当に練習通り最初から最後までできたと思いますし、もう本当に周りをしっかりと見ながら、演技に入り込むことができたと思うので良かった」と振り返りました。 また「やっぱりオリンピックで自己ベストを持ってたので、108点 行きたいなと思ってたんですけれども」と悔しさもみせつつも、「 ほんとに僕としては、ショートも同じでしたけど、練習以上っていうものを求めずに、 練習はもうほんとにいいものができてるので、もうほんとにその通り、そのままを出し切りたいと思いますし、本当にかっこいいプログラムなので、自分自身もこう見てる人たち全員を盛り上げられるようなかっこいい滑りをしたいです」と9日のフリープログラムを見据えています。 ▽男子SP 上位選手 1位 鍵山優真 105.70 2位 三浦佳生 102.96 3位 壷井達也 85.02