監督も驚嘆!「私の指示、分かってんの?(笑)」箱根駅伝予選会で立教大学がまさかのトップ通過…強豪校相手にもビビらなかった勝因とは?
名将の雰囲気が漂う
「準備が大事」 髙林監督からは、この日、何度もその言葉が出てきた。 突飛な作戦でいったわけでもなく、選手に魔法をかけたわけでもない。「勝ちに不思議の勝ちあり」とも言われるが、今回の立教大に限っては、監督就任からこの日までを逆算し、奇をてらわず、周到に準備をしていくことでトップ通過を手にした。相手のミスに助けられたわけではなく、勝つべくして勝ったと言えるだろう。 「うちは他の大学を見ている余裕がないんで(苦笑)。全日本も箱根もしっかり自分たちのやることをやる。そのために準備していくだけです」 若き指揮官だが、名将の雰囲気が漂う。 予選会の結果は、他校に対して今シーズンの立教大の挨拶代わりになった。全日本では、早くも駒澤大学との対戦が実現するが、箱根の前哨戦とも言える大会で、どんなレースを見せてくれるのだろうか。
(「箱根駅伝PRESS」佐藤俊 = 文)
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