大阪府が対策本部会議 吉村知事・酒類提供は「条件付きで認めるべき」
「原則酒類の提供の自粛を続けるべき」
大阪府が対策本部会議 吉村知事・酒類提供は「条件付きで認めるべき」
大阪府は18日午後、大阪府庁で「第53回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。大阪府の吉村洋文知事は飲食店への要請について「原則酒類の提供の自粛を続けるべきだと思います。ただ例外的に感染対策を徹底して行う第三者認証制度であるゴールドステッカー取得店舗、その要件を満たす店舗として申請済みの店舗については、午後7時までお2人様のお客様に限って営業していく。お酒を提供することも認めるべきだと思います」と述べた。 【中継】大阪府が新型コロナ対策会議 宣言解除後の措置は?(2021年6月18日)
きょうの会議で大阪府の方向性を決定
吉村知事は会議の中で「昨日、政府において大阪府に出されている緊急事態宣言の対応について、まん延防止等重点措置に移行するという判断がなされました。大阪府が要請した通りの内容になっています。また政府の基本的対処方針が定まりました。これを踏まえ、大阪府としてどのような要請を行っていくか本日の会議で最終的に決定してまいりたい」と話した。 そして「飲食店の要請をどうするか」という部分については、原則酒類の提供の自粛を続けるべきと述べた。
「ゴールドステッカー」の取得店舗は酒類提供を認める方向へ
しかし、例外的に感染対策を徹底して行う第三者認証制度である「ゴールドステッカー」の取得店舗、その要件を満たす店舗として申請済みの店舗については「午後7時までで2人までの客に限り営業・お酒の提供を認めるべきだと思います」と述べた。 そして、会議では、大規模商業施設への要請についても最終的に決定していきたいと述べた。